さてさて朝方空が白み始めて一眠り
昼前までウダウダして12時過ぎに出
丁度 妹と甥っ子が来ていたが、どこかに出かけるとのこと
雄都に学校どうや ? と聞いたら
まだ慣れてない と
陽都は元気そう
二人とも頑張りな
途中立ち読みをしたりで13時半過ぎくらいに
渡邊琢磨先生の自宅工房に電話
奥さんが出られる
声の感じとかスピード感が明石さんに似てる
(お会いしたらやっぱり系統的に似てはった)
窯出しの幟が出ていますのでそれを目印にお越し下さい
幟のところを曲がり奥へ
どん突きで女の子が二人。目が会うと ぱっ と工房のほうの道を指差す
近所の子かな ? と思ったら、先生の娘さんでした
先生も奥さんも屈託が無く変に飾られたりもしてない、二人の娘さんも元気で明るい
うーん、絵に描いたような 素敵な家族
在るんだなぁ、こういう家族も
なんか不景気を忘れさせてくれるくらいの素敵な雰囲気
先生も奥さんもお互いをパートナーとして信頼している感じ
地域の方とも好いお付き合いをされている御様子
焼きもんはきれいな緋色のものや桟切りもの
灰がガラス状になっているものも結構あり、悩みそう〜
備前陶苑でお会いしたことを思い出して下さる
先生は備前では一時期途絶えてしまっていた窖窯で食器を作りたいと
窖窯が復活して先生は第三世代。
基本的なノウハウが確立されていてそれを拡げられてきた
目標がハッキリとしているのでぶれないし 周りも応援しやすい
弟子時代には兄弟弟子の三人で長船の窯焚きのほとんどを手伝われていたとか
年11回
その他にも5mほどの小さな窯をご自分で
そして、その経験を生かして今の窯を築かれた
先生の窯の特徴は 後ろが絞ってあること
天井が傾斜と並行ではなく少し緩やか
それによって、灰の掛かりにくい後ろのほうにも灰が掛かりやすくなっている
すげぇ〜
志野は還元で長く焚かなければいけないそう
ダメかな ? orz
先生のお知り合いの方 (伊豆の方) の生掛けした粉引きを見せて頂く
おぉ、好い
土は5種類ほど
テストピースも拝見
磨きの技術
椿の葉で磨くのだそう
今でも一軒だけ椿で磨かれているところがあるとか
先生のとこにも椿ではないけれど練らない酒呑の内側を磨いたものもありました
外も磨くと好くないかなぁ ? だめかなぁ
それにしても行き届いた方だなぁと思う
サーヴィスも上手やし、知識が幅広いというより好奇心の幅が広い
大学を出て22歳で弟子入り
これは氷一つ入れると丁度良い大きさ (暑いとき原酒に氷を入れて呑むため)
呑み口の切ってあるものは香りの良い酒
切っていないものは味の芳醇な酒
杯はお酒に集中して欲しい時のもの
口からの“離れ”が味覚に大きく影響する
熱く語る先生と“笑顔で仁王立ち”の奥さん
お酒を呑むのは修行や、ほんま辛いわぁ と先生
引き続き“笑顔で仁王立ち”の奥さん
晩酌のときはいつも こういうスリリングな雰囲気がそこはかとなく漂っているのでしょうか ? 笑
先生、修行頑張って下さいね
まぁ実際に修行になるのは奥さんの方かな 笑
小振りな蓋物、良く焼けて胡麻と胎土が融け合った鎬のぐい呑み
先生の窖窯の窯床の土を焼いたぐい呑み の3点
7000円のところ、2割引の5600円
ありがとうございまーす
珍しく蓋物ですねぇ
ぱっと見た瞬間に 欲しいと思ったので
ほんま珍しい
先生と奥さん二人に見送っていただく
2時間ほど。すっかり長居してしまいました
楽しかったです
敷島やと100均に寄り帰
どうも と声の方を見ると矢吹さん !?
迎えに来たけど妹たちがまだ帰ってきていない
中に入ってもらい、正吾と三人で話していると
帰ってきた。
やれやれ矢吹さんも大変だ
18時過ぎから作陶。今日の休みがリミット
茶碗、湯呑みとぐい呑み
萩、織部、青磁用に一つずつと思って作ったけど
釉は未定かな
22時半前にバタバタとぽか温へ
やれやれ忙しない
つか、GW終了ーーーー
orz
やってらんね