山下清展と五子窯さんへ行って来ました

hirunesai2010-10-11

11時過ぎデジタルミュージアム

山下清

まっ、絵心はありませんので

小難しいことはパス


絵の印象は静かで穏やかな印象のものが多いかな

野原に一人で居るような穏やかな静けさ

じっと草花や虫を見ているような穏やかさ


氏が何かを感じたものとその周りの風景を絵にされているのかな

自然のもの、人が作り出したもの関係なく感じたもの

空の青さ、葉の上で動く光や風、延び行くレール、空間の重なり

にょっとした五重塔、空まで伸びるエッフェル塔、巨大な凱旋門

そしてそれらの周りにある、有りの侭の風景


氏の人物を表わす話もおもしろかった

几帳面で、絵を描くのは必ず10時から17時まで

負けず嫌いだが、男の人と腕相撲をすると自分が負けてしまうので

いつも女中さん相手に腕相撲をしていた

濱田庄司氏の湯飲みをいつも(旅先でも)使っていた

護身用にリュックサックの中には、小石が数個入れられていた

死んだらどうなるかは死んでみないと分からないことなので

神社や仏様は拝まない

西洋(建築)の家は、ご飯を貰いつけない

今の日本で氏のような人物を受け入れられるのかなと不図考えた


何だかんだと2時間弱ほど見て廻りデジタルミュージアムを出る

本屋できららを買い、マルナカで買ったパンと牛乳で昼食

少し心地良い疲れを味わいながら備前


伊部では祭り用の飾り付けの準備が進んでいる

今週末にはもう備前焼まつり

で、なしてまつりの直前に行くかというと

別にたいした理由じゃない。まつり当日の時間短縮の為

一日居ると可也疲れるんだぁ

昨年のまつりで、一番滞在時間が長かったのが五子窯さん

選ぶのに1時間ぐらいかかった(可也目移りした為、決めるのに時間が掛かった)

なので、今年はまつりの前に伺い

当日はけらもすと咲楽の作家さんを先に見て廻り

あとは軽〜く見る という腹積もりのため


五子窯さんへ伺うと、まだ思っていたより五一郎先生の作られたものが残っている

徳利中心に拝見

コロガシのとかいい色のがあるなぁ。これ育ったら どうなるんやろう

などと考えながら選んでいると

胡麻は余り掛かってないけど胴の張りが好いのがある

大きさも小さいけどこれに決定 !

これが6000円と思ったより安かったので、もう一つ頂くことに

そして、もう一つ選んだのが黒胡麻の上にカセ胡麻の掛かる徳利

一部が紫蘇色であとは赤味の強い緋色

こちらは7000円

来年どんな風に育っているか楽しみ !

お代は1000円負けて頂いたので12000円でした

五子窯さんありがとうございました


ホクホクで家路に

帰りは新幹線より北側を抜ける

煙は見えなかったけど

小橋先生が只今、窯焚き中

窯出しは来月の予定

こちらも楽しみです !