損して得とれよ

ヘンリー・フォード

言わずと知れた、自動車王

流れ作業の功罪はあるものの

彼は労働者を厚遇した

労働者に当時の倍近い給料を払っていた

技術者( 技術ではなく! )の流出を防ぐことと

そのお金で車を買って貰う為に

トヨタが世界一の販売台数だといっても、そういう意味では

まったく自動車王足り得ない


法人税を下げることは大歓迎するが

労働者に還元することは約束出来ない

と言った某経済界の偉い方にも考えてもらいたいものだ


将来への不安から皆、貯蓄に走る

確かにそういう一面もあるだろう

でも倍の給料を払わなくても、少しでも給料を上げれば

多くの人が消費に回すんじゃないのかな ?

だって今のご時勢、ギリギリまで切り詰めている人は多い

必要なものすら我慢している人達が多いんだもの


損して得取れ って、商人の言葉じゃなかったっけ ?

時流を読んで、そこに自身の商才を賭けるのが商人の公じゃないの ?