指示を出して

3月23日放送のアンカーより

東北関東大震災福島第一原発について

気になったところを、ほんの少しだけ

(青山繁晴さんと住田健二氏のお話)


被災地以外から派遣された消防官消防団員の方たちに

仕事が与えられていない

また、ボランティアの全体像を辻元清美さんが

つかみきれずにいるのではないか

要するに中央の政府が機能していないのではないか

(青山さん)


原子力関係の機関、専門家機関が

まったく連携していない、動いていないのではないか ?

本来必要なはずのこうしたバックアップ機関が

動いている様子がない

命令がないと動けないものだから、命令が出ていないのではないか ?

(住田氏)


原子力安全・保安院は現場の事を知らない

知らないので官邸にきちんとした情報も上げられなければ

現場への指示も出せない

(青山さん)


東海村の事故の時には、科技庁の当時の局長クラスの人で

兎に角やりなさい、やってくれ。責任はこちらが持つから

と言われた方がいて、住田氏が現場に着くと対策の準備が

全部出来ていた

(住田氏)


福島第一原発ディーゼル発電機の燃料タンクは

海側に並べられていた

結果、想定外の高さだったとはいえ

津波に燃料タンクをさらわれてしまった

(青山さん)


日本は20キロ、アメリカは80キロ

この違いは広島、長崎での原爆投下後のデータを

いまだに握っているアメリカの方が

放射能の被害の恐ろしさを、より知っているので

ピリピリしているために出て来た違い

(青山さん)


などです


21日に菅氏の被災地入りが、天候不順で中止になった

行く、行かない、云々ではなく

私は行くんだ

私は行かないんだ

という、強い自らの意思で決める

そういうのが、今、求められているリーダーシップじゃないの ?

誰かを叱責して、私は頑張っている、責任を果たしている、なんて

どや顔している暇があるのなら

まず、中央政府としてきちんと把握し、指示を出す

1秒でも早く