滋賀 !

hirunesai2012-03-03

結局、昨日の仕事がはけてから

風呂屋のソファーで30分ばかし

寝たり起きたりを繰り返したのみ

寝不足状態のままなれど

1時前にでっ発

昨日書いた通り、東へ


2号線→171号→170号→1号→307号で

順調に進み7時頃には信楽に到着

走行距離は235km前後で6時間

極度の寝不足の為絶対に途中で寝る、と踏んで

宗陶苑さんでの体験は13時半からの予約にしてある

このまま仮眠を取って、しとっ風呂浴び浴びでのんびりするか

それとも・・・暫し迷ってから307号を更に進む


1時間ちょっとで道の駅

あいとうマーガレットステーションに

少し休憩して産直市場へ

弁当といちごを購入。400円と250円で650円

弁当は値段の割りには生姜の風味があってOKでした

そしていちご

当に「それだあ、いちごっ !」という感じ

瑞々しいし果肉と種の歯触りが好い

で、ちょっと調子に乗って更にウインナー入りカレーパンも買い食い

これもなかなか好かったですぜ


さて腹も膨れたし・・更に307号を進む

途中で左折して307号を離れ、そのまま進む

あ、あずにゃんの飛び出し人形 !

さあ盛り上がってまいりました  笑

暫く先のどん突きを右折し走り続ける

来た

来た

来てもうた

豊郷小学校群   笑笑

聖地巡礼とか    苦笑

確かに去年の夏、北野天満宮に行ったけど

あの時はあくまで骨董市がお目当てやった

でも今回は、ガチ  笑


写真を撮りながら一通り見て廻る

木の温かな陰影、和やかな日の光 (のどかやかなじゃないぞ)

現代の鉄筋コンクリートの校舎に鉄パイプのイスで学ぶのと

こんな素敵な校舎で学ぶのとでは、同じ人間でも

まったく別な人間に成長してしまいそうだ

ふと、松下村塾の小さな建屋を思い出した

あの庭の木々やその木々の上に開く青い空が

人を成長させたのではないか


階段の手摺の亀と兎、それからケロを写真に収め

窓ガラス越しに屋上を眺めて

いよいよ、音楽準備室へ。ふんす !

聞いてはいたけれど、結構広い

ティーカップとケーキ、ホワイトボード

仲良く並んだ楽器たちを写真に撮る


再度観光案内所に行き、唯のキーホルダーを買う

一旦帰りかけたけど、折角なのでもう一回りすることに

講堂、渡り廊下の桜の木、噴水

そして音楽室から聞こえてくる演奏とふわふわ時間

皆さん楽しんでいる御様子でした

あと、初めてレイヤーを見た

ちょっと吃驚した  笑


今気づいたが、ウサギとカメのストラップ買うの忘れた

orz


帰り際に、落ちていた桜の小枝を拾う

(もちろん折ったりなんかしてないよ。落ちていたものね)

唯のように桜の花弁を拾うには、まだちょっと時期が

早いわ ! 眉毛ぴくぴく

この枝は、帰ってからあるものに使うつもり


再び信楽

ここで宿敵、睡魔にゃんとの戦い

くそー、巨大な組織にゃんめぇ (棒)

13時半前に宗陶苑さんに

久し振りやったから入る場所が判らんようになってた 苦笑


受付に寄り、第二教室へ

本日は以前に2,3度教えて頂いた先生

(すみません名前はまだうかがっておりません)

大阪出身の方です


窯焚きの話を伺っていると、最近窯焚きの交替サイクルが変わり

6時間サイクルから8時間サイクルになったのだそうですが

2時間違うだけでもまったく違うそうです

やっぱり体力勝負、しかもぎりぎりのですからねぇ


窯焚き後でも陶芸体験で団体が来られると

対応されるのだとか


茶碗などはあまり作られない

やはり約束事がいろいろあって大変なので、と


緋襷は登りの一番でとるそうです


今日は一応大きめなぐい呑みを作るつもりやったけど

まあ、いいじゃん

途中から小振りな沓茶碗に変更

いつものことじゃん

作った ! じゃなくて、出来た !! じゃん

で、最終的には沓型の酒器

作品カードにも酒器って明記した

こういうのんは書いたもん勝ちってばっty(ry


途中家族連れが来られる

賑やかに轆轤体験を楽しんでおられました


吉田先生が顔を出して下さる

ベトナムの葉っぱの轆轤や

他のお客さんから伺ったという萩の?紙?轆轤による作陶体験のお話


信楽の登りでもいい緋色をとるには

少うしは湿気があった方がよい


青磁の釉のお話

昔は青磁釉に使う錆び(=鉄)を2日

2日間もずっと擂鉢で擂っていたのだそう

そのくらいして粒子を細かーくしないと

斑になってしまうのだとか

ふへぇ〜


田村さんは最近二重茶碗を作っているのだとか

透かし入り

所謂相馬みたいなもの

2つをくっつけるタイミングが難しい

乾き具合が違っていれば割れちゃいますからね

田村さん頑張って下さい


コロガシなどの目土

目土が3つだとかなり安定しているそうです

少々薪が中ってもちゃんとしているそうです

逆に大きな目土でも1つだけだと、薪が中ったときに

転げてしまうのだとか

勝手に大きいから安定していると思っていました


持ち込みの抹茶碗の焼成をどうしようか迷っていたので

アドヴァイスを頂く

その結果、緋襷でいくことに

もう一つの持ち込みは、灰被りのコロガシでお願いしました

(昨日の画像の2つの話ね)

うーん、冷静に考えると

目っっっっ茶、贅沢な話

宗陶苑の皆様、ほんとうにいつもありがとうございます


で、ここでちょっと吃驚

持ち込みの抹茶碗の白地に少しキレがあったのだけど

吉田先生が「少し水を付けても構いませんか ?」と

オイラは咄嗟に意味が分からなかったけど

取り合えず「あ、はい」

すると吉田先生、持ち込みの抹茶碗の白地に少し水を付け

手早く箆で整えていく

うぉおおーー

この抹茶碗、去年の7月に作ったものだから完全に乾いているんだけど

大丈夫なのだそうです。(もちろん完全にキレていたらダメですが)

いやーー、大変勉強になりました


今日の体験で出来・・いや、作ったものは

登りの織部で焼いて頂くことに

持ち込み2点と合わせて全部で3点

それに送料(3点なので1800円)を合わせて

11040円

本当にいいんでしょうか ?

こんなにりーずなぶーで

1つは灰被りなんですよぉーー

あ、あと緋襷は+500円だそうです

なのに、なんでこんなにりーずなぶー


支払いが終わってからもお話を伺う

大阪のお客さんで七輪陶芸をされている方がいらっしゃるとか

その方ベランダで焼かれたりしていたのだとか

ちょっと、デンジャーです


斜面に穴を掘り蓋を被せた窯

大きな穴を掘り白地と藁などを放り込んで焼成する野焼き

あとは耐火煉瓦数個で作るミニ窯

うーん、いろいろとあるのですね


小さなミニ窯でも火の粉が凄いそうです

アルミのトタンなどで防げるそうですが

あんまり塞いでしまうと空気の流れが悪くなるとのこと


信楽の楽焼きの土

以前お邪魔させて頂いた楽焼の先生の所の土が

信楽の赤系の土に1割ほど砂を混ぜたものと言われていたので

オイラたちが普段触らせて貰っている信楽の土と同じ土に

砂を混ぜているのだと勝手に思い込んでいたんだけど  恥

今日教えて頂いたのは、信楽の楽焼の土というのは

楽焼に向いた土そのものが採れるというわけではなくて

楽焼用に配合をされた楽焼の土のことを言っているのだそうです


信楽にもいろいろな粘土があるのですが

やっぱり黄の瀬土と篠原土は別格だそう

お年寄りの方が手掘りで掘っておられるそうですが

最近は掘られていないかも、とのことでした


先生方もここぞ、という作品には頑張って良い粘土を使用し

気合を入れて作られるのですが

そういうときキレたりするとかなりショックが大きいとか

うーん、やっぱり焼き物屋さんにとって土というものは

大切なんですなぁ


宗陶苑の皆様ありがとうございました


宗陶苑さんをお暇して、スーパーで買い食い

あー今日は雛祭りね


少しばかり車で仮眠

1時間ほどして寒さで目が覚める

今晩はまんが喫茶か、道の駅で寝袋に包まれての車中泊

どちらかだと思っていたんだけど、かなり冷え込みそうなので

まんが喫茶に決定


宮乃温泉でしとっ風呂浴びて

コンビニで時間を調整してまんが喫茶へ

あーー濃い一日やったわ