鹿児島 !

hirunesai2013-12-29

28日朝

5時半の始発に乗る


前日の夕方に仕事が終わってから

禄に寝ていなかったのだが

眠気が飛んでしまったので暫く読書


本郷を過ぎた辺りで不図目をあげると雪景色

山陽地方にしては結構な雪だ

木に残る柿に積もったままの雪が赴き深く


出発前、買い出しの時間がなかったので

岩国の乗り換え時にバタバタと食料の確保


人吉の乗り換え待ちが長かったので土産物を拝見

くまモングッズがいっぱい・・・過ぎ  笑


順調に乗り換え、人吉駅を過ぎ大畑駅に到着

そして次の矢岳駅に向かう、と思ったら

運転士さんが忙しそうに後ろへ移動

そして、バック !!

え ?! もしかして・・スイッチバック !?

全然知らなかった  笑

期せずしてスイッチバック初体験  笑

辺りは真っ暗で、何も見えないけど  笑

ちょっと興奮したわ


23時過ぎ、無事鹿児島中央駅

予想以上に寒かったので、そそくさとマンガ喫茶に突入し

29日の下調べ  笑

今回は休出やらなんやらで、まったくの準備不足の為

あ、言うまでもないことですが、今回の一番の目的は

薩摩焼です。それも白薩摩


29日朝

8時前にマンガ喫茶を出て、西田温泉さんへ

そういえば前回の鹿児島旅の折りにも

西田温泉さんで朝風呂だったなあ

鹿児島は朝風呂出来る所が複数あって便利だよね


さっぱりとした後、天文館

まず揚立屋でさつまあげを買い食う

旨いっ !

つか、普段食べていたさつまあげって・・・

もうねぇ、油からして全っ然違うのですよ

油がねぇ、ふわっ としてるの


さつまあげを食べ終わり

すぐ側の菓々子横丁へ

オイラ的にはお菓子類よりも、屋久杉の作品に目が行く

瘤の部分から作られたお茶碗とか、格好良過ぎ !

まあお値段も男前価格なんですけどね

折角なので屋久杉の茶托を頂戴することに

当然ながら木理が一つひとつ異なるので

結構時間をかけて選ぶ

2枚で1200円ちょい

以前から屋久杉もんが欲しかったので満足ぢゃ


それから池畑天文堂さんに。こちらもすぐ近く

このお店は、その取り扱い数は然程ではないものの

薩摩切子や薩摩焼も少し置かれている

そして、永田窯さんの白薩摩を一目で気に入る

個人的に薩摩焼の白もんは

器胎・釉薬の色味 ( 白 ←→ ややクリーム色 )

貫入の細やかさ ( 大 ←→ 細 )

上絵付け

この 3つのヴァランスやそれぞれの好み具合で決まるのかな ? と

思っているんだけど、永田窯さんの白もんは中々の好み

もうここで決めちゃおっか、とも考えたけど

我慢して他も見てみることに


天文館を離れ ( 個人的には既に天文館を満喫した感に溢れています 笑 )

ドルフィンポート

桜島行きのフェリー乗り場の傍にあり

飲食店や土産物、ちょっとした雑貨屋さんがあります

おいら的目的は当の然、薩摩工芸館さんの薩摩焼

少し他のお店をうろついてから薩摩工芸館さんに入る


沈壽官窯さんの作品に目が行く

色は白に近く、ほんのりあたたかくクリーム色

貫入は細やか

オイラのような素人目に見ても、やはり、絵付けの線が他とは違う


もう一箇所見に行く心算なので、取り合えずここでも買わず

昼飯を食らう


天文館の方まで戻り、市電に乗る

騎射場で降りそこから更に徒歩にて

薩摩焼の窯元、玉陶山さんへ

一通り拝見するも今回は、びびび と来るものがなかった、残念也

つか、今は作品が少ないタイミングの様だ

2階にて製作中にて、御用の方はお声を御掛け下さい、とあったけど

何も頂かないのに製作のお邪魔をするのも気が引けたので

そのままお暇する

お話を伺うのは、また次の時


中央駅へ

なんか映画のキャンペーンかなんかで

ゼロ戦の原寸大模型が展示されているので、取り合えず写真に撮る

土産物のばら売りを買い食い


再度ドルフィンポートの薩摩工芸館まで

沈壽官窯さんの段巻湯呑み ( 4200円 ) を頂く

見込みに白い花

腰の辺りの段の部分の貫入が一層細やかで美しい


工芸館の方が、一つひとつ違いますから、と態々在庫を出して下さり

お好みの方をどうぞ、と選ばせて頂く

レシートを見るまで知らなかったのだけど、こちらは山形屋さんの系列

なるほど、の接客です


そして天文館の池畑天文堂さんに、再び

永田窯さんのサワーカップと湯呑み ( 小 ) を頂く

2800円程

どちらも細やかな貫入で胴の所に花の上絵付け

湯呑みの方は薄うくクリーム色で

カップの方はほんの気持ちだけクリーム色の色味が濃い

沈壽官窯さんのものもそうですけど

白薩摩は女性の肌のよう、とは本当によく言ったものです


あまり数は見られなかったけれど、まずは満足

薩摩焼に関するお話は全然伺えなかったけど

まあ仕様がない


山形屋さんへ

工芸館で抽選券を頂いたので抽選をしに

5等、100円の商品券

うーん、微妙・・・

どうせ明日には鹿児島を去る身なので

エレベーターに乗り合わせた 3人組に差し上げたった


その後は再び西田温泉さんでしとっ風呂浴び

これまた再び駅ビルにて晩飯を食らう

薩摩塩おでんの金久さん

頂いたのは黒豚の角煮丼と塩おでん

角煮丼は柔らかな豚肉と甘辛いつゆが歩き疲れた身体に絶妙

途中からお勧めの柚子胡椒を付ければ美味しさ更に 3倍

旨かったよ

塩おでんはお出汁にやさしい塩味

具そのもののお味が楽しめる。こちらも美味しゅうございました


さて、夜の鹿児島を・・・楽しむことなぞせず

さっさとマンガ喫茶

明日の下調べ也  笑



画像は白薩摩