萩 !

hirunesai2014-05-04

4時過ぎ、隣の高齢者が立てる音で

目が覚める

まったく


5時頃出発

途中海辺で石を拾ったりしながら気ままに萩を目指す

6時過ぎに山口入り

8時過ぎ萩焼まつり会場に着

開場は 9時からなので開場待ち


9時前に開場

下調べで気になっていた

お目当ての窯元さん作家さんを見て回る


一佳窯さん

おっ ! 良さ気なぐい呑みが・・・1500円 !

これはお安い

うーん、でも、普通に 2万〜 4万のぐい呑みがあるのに

何故これは1500円 ?

ちょっと考えていると女性の方が説明して下さる

こちらのぐい呑みは萩焼まつり用に作ったものなのですが

思ってた以上に焼けが良くなってしまったものです、とのこと

成程、薪窯 ( 登り窯だそうです ) らしいお話

で、オイラ

鬼のようにそのとても1500円とは思えない

安過ぎじゃない ? ってぐい呑み 2つを指差して

じゃあ、これとこれを

お買い得なぐい呑み ‘ のみ ’ 2つ頂く

畜生ですな>>俺

すみませんでした

でもねえ〜、本当に1500円とは思えない

2つとも白萩なんですけど、片方なんか

全体的に紫掛かるピンク色の窯変もの

形は井戸形で割り高台とかなりのものです

もう一方も井戸形のものほど強くはないものの

うすく紫掛かるピンク色の窯変が見られ

場所によっては仄かに青寄りの白も

こちらも割り高台です

しかもどちらも木箱付きです・・・

えーっと本当にご免なさいです

ありがとうございました


お次は栖雲窯さん

去年コンベックス岡山の大陶器市のときから想っている窯元さんです

奥様が会場に居られたのですが

オイラのことを覚えていて下さいました

去年は何も頂かなかったのに、ありがとうございます

で、本日は頂きました

つか栖雲窯が萩焼まつりの第一目標でしたから


美しい枇杷色のぐい呑みと迷ったのですが

最終的に、奥様がパーフェクト ! と押される鬼萩のぐい呑みにしました

上代15000円のぐい呑みで、負けて下さるとのお話でしたので

12000円なら即決やな、と思っていたのですが

なんと、岡山から来て頂いたのでと仰られて

○○○○○円で とのお言葉

思わず、買いました ! と間髪入れずに言ってしまいました  恥

( えーお値段の方は、安くして下さり過ぎですので伏せます )


奥様のお話によりますと、都野栖雲先生は

作品は娘と同じ。娘が気に入った人よりも

娘のことを気に入ってくれた人にもらってもらいたい

と、普段から仰られているそうです

それにしても本当に素晴らしい鬼萩

釉の白が固い白なのでお茶が映えます ( ぐい呑みですよ>>俺 笑 )

また三角ぐい呑みなのですが、上手い具合にその三面それぞれの中央に

釉の縮れが見え、つまり三面のどの面でも正面足りうるし

高台から腰にかけてのピンホール、高台内の花の様な梅花皮と

品良く、見所が満載

縮れから覗く土味も良い

個人的にですが、鬼萩の白色って

梅花皮から覗く土の色や土味が大事だと思っています

栖雲窯さん奥様、ありがとうございました


あと結局頂かなかったのですが

城山窯の金子信彦先生のぐい呑みが素晴らしかったです

上代の半分くらいのお値段でしたか


それからもう一軒良いところがあったのですが・・・

個人的に気に入る形のものがなかったことと

お手伝いのおば様の押しの強さが強過ぎて

買う気がすっかりと削がれてしまいましたとさ

色はすごく良いと思うんだけどなあ


10時半の抽選で当たらなかった事を確認して

( 当たった方達、おめでとうございます ) 会場外の物販へ

無角和牛のカルビ丼 ( 大 ) 750円也を頂く

うんまいよ ! コンビニのカルビ丼と違くて脂身が少ないの

これは優秀なカルビ丼

その後にフグの軟骨の唐揚げなんぞもつまみ

気分良く会場を後に


萩しーまーとへ

ばば込み

中を一周して、即撤収


そして13時に、今回の萩旅の一番の目標

山本京山先生の人丸窯さんへ

まる 3年まではいかないけどしさし振りの

轆轤体験でっす !


車から降りると奥様と京山先生の御友人が出迎えて下さる

その後に取り付けた棒に摑まりながら京山先生が出迎えて下さる

なんと、京山先生、今年の 1月に倒れられて

リハビリ後、4月に一度退院されたのですが

直ぐに圧迫骨折されてしまったそうです

まだあまり良くはなられていないのに態々に出迎えて下さり

その後御自分でお茶を点てて下さる


もう御一方御友人が来窯される

人丸窯の皆さんはもちろんなのですが

出迎えてくださった先生の御友人も、後に来られた御友人も

皆温かい感じの方ばかり

互いが互いに温かく影響し合っているのでしょう

オイラなんぞ、人丸窯の皆様と御縁があっただけでありがたい


その後で体験開始

土は見島土

オイラが見島土の方が好みなのを憶えていて下さっての御配慮

途中で学先生がアドヴァイスをして下さる以外は

自由にのむびりと轆轤をさせて下さる

学先生のアドヴァイスはなかなか分かり易くてありがたいです

原因と対処法をオイラ達素人にも分かり易く指摘して下さる

子供達にマラソンを教えたりしていたからでしょうか


学先生、次回またフルマラソンに挑戦されるそうです


学先生、ハウスダストが苦手


萩の窯焚きは1200℃まで上げない


途中、京山先生が様子を見に来て下さる


学先生に頂いた御指摘

中の指を出せば広がり、外の指を入れれば上に伸びる

回転のスピードと手の動くスピード

挽くときはすべての指を使った方が挽き易い

土殺しの時は手全体に力を

弄い過ぎても形が歪む

うん ? 以前京山先生に言われたことも含まれているような

つか、全部初歩のことばかりで

苦笑


こんな調子なので

相変わらず、挽けない  笑

でも学先生のアドヴァイスのお陰で

今、如何いう風に悪い状態なのかが感覚で感じられる

ただその対処法も教えて頂いているのに

オイラがその対処法をきちんとできない、というだけ  苦笑

だけどね、最初の体験では本当に上に上がらず

それこそ、ちーーーーーっとも上がらずに

土を削っていた ( 笑 ) ことを考えると、今日はまだ上に上がっていく

単純に、それが楽しくて嬉しい


力を均一に加えていれば良いという訳でもない

轆轤って瞬間瞬間の勝負だなと思った

やっと、今更  笑


3時間ほど遊ばせて頂き

挽けたのは 5つだけ  笑

そのうちの 4つ、茶碗、ぐい呑み、杯、一輪挿しを焼いて頂くことに


奥様にいろいろなお話を伺う


奥様の御両親は躾など大変に厳しかった

プライヴェートでの外出も制服で !


実は以前は接客が苦手だったとか

現在の明るく素敵な奥様からは想像できません


去年婦人会で九州の窯元さんにお邪魔した


現在、学先生がお一人でほとんどの行程をされている


奥様も一度、轆轤を職人さんに教わったけれど

出来なくて笑っていたら、その職人さんに怒られた


京山先生はお茶を習われたことがない !


体験料の支払い

ごめんなさい、小さいもの 4つだけど見島だから4000円で

ごめんなさいね

と奥様

え、いえ、あのもう少しお高くして頂きませんと

3時間くらい轆轤で遊ばさせて頂いて、小さいとはいえ

4つ焼いて頂くのですから

と、申し上げても、結局

4000円で、とのこと

そればかりか、この中から一つ選んでと

素敵なおまけまで付けて頂く

すみません、いつもありがとうございます


京山先生のぐい呑みを頂戴する

白萩で高台内から高台周りにかけて

釉が青白く窯変しています

また白の部分の釉の調子も透質なところ

不透質なところと変化が見られる

そしてその形

風格がありながらも決して上からではない

お値段ですが、こちらも安くして下さり過ぎて

とても書けませんです


奥様曰く、京山先生は教えてもらうのがお嫌いなので

形などはほとんど本を見て勉強されたそうです

後で京山先生にこの事を伺うと

外の形が分かれば中の形は分かる、と


先生が再びお茶を点てて下さる

今回で倒れられるのは 5度目

その度に立ち直って来られたのだから

骨折が治れば大丈夫だと思います と、申し上げると

「わしもそう思う」と

その時の先生の目の光の強さを見て、改めて大丈夫だと思いました


それにしても、本当にお強い

先生のような方が居られるからこそ

自分の弱さ汚さに気付くことができます


京山先生、奥様、学先生ありがとうございました

作品が届くのが楽しみです

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