192号を快調に走る
目的地の東みよし町にあっさりと到着するも
車を停めて横になるのに適度な場所が見当たらない
仮眠程度ならコンビニの駐車場でもええんやけど
長時間となるとなあ・・・
暫しかんがるーの末、もう少し走って道の駅を探すことにした
直ぐに車を出し、20分も走ると道の駅が !
道の駅 貞光ゆうゆう館に 1時頃着
つか、そのくらいの下調べはやっとけ >> 俺 笑
エンジンを停め、毛布を引っ被り、少し読書をした後に寝る
目覚める
まだ 3時過ぎ
1時間半程しか寝てない orz
もう一眠りしたかったけど、うとうとする程度
諦めて今日染めさせて貰う T シャツのデザインをかんがるーことに
方法はパスタメジャーを使った板締め 1枚と
群雲を 1枚 ( こちらは 1度椿の落ち葉で染めたものです ) と
決めてあるので、後はデザイン的にその模様をどの位置に持ってくるか
小 1時間程かんがるー
結果、板締めは胸の真ん中辺りに
群雲は下側の右半分くらいから右脇辺りと左肩の辺りの 2か所に決定
その後、もう一眠りと再チャレするも、やはりダメ
もう寝るのんは諦め、折角なので加茂の大楠を拝見に行くことにした
住宅地と田んぼの中にある加茂の大楠
遠目からでもその幹の太さが分かる
直ぐ傍の駐車場に車を停めて、お近くへ
大らかな勢いのあるお姿
素晴らしい
大楠の写真を撮らせて頂きながら、不図
T シャツの群雲は、この大楠のお姿みたいにしたら良えんとちゃうやろか
と、思い付く
せやなー、左肩の部分は無しにして、右下から右脇辺りのみにしよ
9時前にみかも染香房さんへ
挨拶を済ませ、取り合えず持ち込み T シャツのお値段を尋ねる
( 予約の時に聞くのを忘れていた 苦笑 )
持ち込みの値段は、布の重さ × 10円とのこと
量って頂くと、T シャツ 1枚が約 150g
なので 1枚 1500円 ! お安い !
この値段によって、今日染める T シャツの枚数を決める腹やったので
2枚染めさせて頂くことにす
体験料は、基本の 1000円 + T シャツ 2枚の 3000円 ( 1500円 × 2 )
更に用意して頂いた手拭いが800円で、計 4800円也、です
藍はインド藍とのこと
みかも染香房さんはプロの作家さんではなく
趣味的に染めをされている方達の集まりなので
やはり本藍は管理が難しいとのことです
そうですよねえ、藍の管理は本当に大変ですものねえ
ただ、趣味的に、とは申しましたが
長い方は 20年程されているので、皆さんレヴェル高 ! です
抜染の型もご自分で作られたり、藍だけではなく
草木染めや柿渋染めなどもされています
そして、変な商売っ気が全くないので
教え方もとても親切で丁寧です
しかも今日の体験者はオイラ一人のみ
もう、藍染め体験をまったりと堪能させて頂きました !
体験手順は
まずデザインの下準備 → 藍に浸ける
→ 藍から上げ、布を手早く広げて酸化を促す
→ 浸ける、広げてを好みの色合いに染まるまで繰り返す
→ 水洗い → ソーピング液に10分程浸けて余分な染料を洗い流す
→ 酢酸に10分程浸けて色留め → 水洗い → 乾かす です
注意点は
藍に浸ける時、一度目は長めに浸ける
藍から上げて布を広げるとき、縫い目の部分を念入りに広げる
などです
体験中、色々なお話を聞かせて頂きました
中でも特に興味深かったのが戦時中のお話
日本の藍は毎年種を蒔いてあげないと途絶えてしまうのだそうですが
にも関わらず、戦時中は藍は贅沢品だとの理由から
その栽培が禁止となってしまいました
そこで日本の藍を守ろうとする人達はこっそりと山奥で
藍を育てられ、日本の藍を守られたのだそうです
ほんまにね、時流に乗るということが時に
どんだけアホらしいことか
日本の藍を守って下さった方々に感謝です
さて、染め上がりですが
みかも染香房さんのお陰で上々です !
上出来過ぎ ! !
手拭いは 2ヵ所結び目を結っただけですが
ランダムな白模様と藍の対比が美しく
パスタメジャーの板締め T シャツは、弱冠
模様の位置がずれてもたものの濃い目の藍色で綺麗に染まりました
そして一度椿の落ち葉で染め済みの群雲の T シャツですが
もうね、大々々成功 !!
群雲の雲模様が、朝方に拝見した大楠の幹っぽい模様に染まり
また群雲染めに使う棒から布がずれてしまわない様に留めておく為の糸が
雲模様の中の絶妙な位置に線を入れていて
なんかちょびっとオサレ感を増し増ししていて
もうーね、大満足、大々々満足です !!
みかも染香房の皆さん、誠にありがとうございました
それから、手袋を破いてしまってすみませんでした
とても楽しい体験でした
この後はお花さんのところへ ( 続く )