一志郎窯さん絵付け体験 !

hirunesai2016-05-01

4時間程は寝たかな

7時半頃にマンガ喫茶を出て

彦根城下へ


彦根城のお堀周りを散策

意外にでかいな、彦根城


10時前に夢京橋キャッスルロードの

再興湖東焼 一志郎窯さんへ

去年の 9月には手捻りをさせて頂きましたが

本日は絵付け体験にて

I さんもお元気そうでー・・・はなく

お風邪を召されて大変そうです

早く治るといいですね


さて絵付け体験です

一志郎窯さんではにゃんと下絵付けと上絵付けの

どちらも体験可能 ! とのことです

オイラは上絵付けで小皿、お湯呑み、マグカップの中から

マグカップ ( 1500円 ) をおチョイス

体験料は焼成後に送って頂かねばなりませんので

送料込みの2600円程

因みに小皿とお湯呑みは各1000円とのことです


んで、本日オイラが描くのんは

竹生島 !

赤絵の竹生島 ! です

実は昨日竹生島に渡ったのは、この絵付けの為、というのも

理由の一つだったのです

やっぱり自分で見たものを、ですね。成る丈なら

と、鼻息も荒く意気込んではみたものの

所詮、絵心の無いオイラですもの

出来上がりは竹生島といかなくとも

‘ 島 ’ に見えたら上出来、といったところでしょう  笑

大体、自分で見たもの、とか偉そ気に言いながら

確りと昨日の琵琶湖汽船さんの乗車券の竹生島の写真を見ながら

描いてましたしね   笑


体験開始後暫くして、中川一志郎先生が来られる

想像していたよりも、もっとお優しい感じで

少しおっとりとした物腰でいらっしゃるが

人としての内面の土台は

少しくらいのことではどっしりとして崩れそうにもない

そんな印象のお方で

琵琶湖に象徴される近江の風土に育てられた人間とは

やはりこのようなお方であろうと思う


I さんとも思っていた通りに、仲のよい父娘の様で

I さんの師への信頼も厚い様だ

お二人はちゃんとしておられるので、余計な話になってしまうが

世間一般に、近頃の若い女性をこの様にきちんと向き合って

社会人、一人の人間として育てていくということは

いうほどに容易くはない

教える側、教わる側の双方共に

人としてのある程度のものが求められるのは当然の事であるし

更に 信じて待つ、ということは

教える側の器量の事でもあるので

中々に出来ることではない


体験途中、先生と I さんが相談をされている

作陶体験の方の作品の削りの仕上げで

軽さを取るのか、その人の形を取るのか

先生は、その人の形を大事にしたい、と仰られていた

そんなお二人なので体験時の雰囲気も良く

先程に父娘の様な〜と書いたが

妙にアットホームアットホームしているとか

ペタペタした感じではなく

サラリというのかサッパリとした良い情とでも言ったらよいのだろうか

少し後から来られたご家族連れも

真面目に楽しそうに作られていた


さて、オイラの絵付けでありますが

乾いた描いた線を竹串で削ったり、水で濃淡を付けたりと

悪足掻きをしながら、何とか完成

まあ、所詮悪足掻きは悪足掻きで

腕前の方は誤魔化しようもなく・・・


体験後 I さんに伺いながら作品を拝見

志野や青磁も面白いし、個人的には温かみのある織部もいいな

ちょっと迷ったけど染付のぐい呑みを頂く

近江八景 粟津晴嵐の描かれたもの

1600円程也


駐車場に戻ると11時半

1時間ちょっとも経っていた

中川先生、I さんありがとうございました




画像右上の小さいのんは

見込みと底裏に小さめに描いた

鯰と徳利