道具として残るもの

道具として残るもの

道具というものは時代が変わっていく中で

新しいもの、便利なもの、使い勝手の良いものに

取って代わられていく

そんな中で残っていく道具とは

味わいのあるもの 美しいもの

味わいのあるものを作り出せる道具

美しいものを作り出せる道具


言い換えれば道具が残っていくのは

その時代の人間次第

その時代の人間が

味わいのあるもの、美しいものと感じる道具

あるいはそれらを作り出せる道具


そういった道具を育て、引き継いでいく人間が居なくなってしまえば

人間を育て、引き継いでいく道具も、また、この世から姿を消してしまう