アメリカの科学アカデミー紀要 ( PANS ) の最新号の論文に因ると
生息数や生息地が急激に減少している動物は
従来考えられていたよりも遥かに多い とのこと
それらの動物達が今迄絶滅の危機を指摘されてきた
希少動物でないにも係わらず
現在陸上に住む脊椎動物約 27600種類の内の
1/3近くの生息数や生息地が減少しているらしい
殊、哺乳類の中で人間にとって馴染みの深い 177種類だけに限れば
ここ 1世紀強の間に、生息地の 3割以上を失っており
更にはこの 177種類の中の 4割余りに至っては
その生息地の 8割以上を失ってしまったのだそう
この地球上で 6度目の大量絶滅時代が来ている、と
科学者達は警告する
まあ、どこを如何考えたって
俺ら人間の仕業なんだけどね
しかも何十年も前から言われてるしな
いっそ人間が絶滅すればいい、とも思うけど
そうなったとて完全に元の自然には回復しないのだろうな
不図、福岡正信翁の仰られていたことを思い出す
「 私はね鳥や獣のお零れをもらって生きているんですよ 」
私達、卑しい人間という動物が
感謝、を失った結果なのではないのだろうか