朝、小学校に行き
岡山市長選の投票を済ませる
久し振りに母校の校舎を間近に眺めたが
やはり、子供時分よりも小さく見える
そのまま岡山県立美術館へ
慈愛の人 良寛
―― その生涯と書 を観覧に
昨年から六度程も越後新潟に行っていながら
良寛さん関係の所は、行きたいなと思いつつもゼロ
若い時分に行った限
知っていましたが、それでもまさか 地元岡山で
良寛さんの展示を見られるとは思ってもいませんでした
書は、と申しますか書も、よくは分かりませんので
なんとなーく、感じ で見るだけなのですが
オイラのやに素人ズブズブが見ても
素晴らしい、の一言でした
この様な書を 書いてたもう、と言われて書ける人間が
いったい何人いることやら
この 〝 真っ直ぐ 〟 や 〝 曲線 〟 を書くことが出来る人間が
どれ程いるのか
春の陽光あふるる空間に躍っているかのような書
凛とした書
閑かな書
衒いなく素直な書
どれもその時々の良寛禅師の真情真心の書
悠久の時の流れか大河の流れか
ゆったりとしたスピード
泰然とした力強さ
散る瞬間の花の様に美しい線