熱中する人

最近感染症でほとんど動けなかった

まあそのお陰で結構本を読むことが出来たが

以下は、白洲正子さんの 「 美しくなるにつれて若くなる 」 の一節

( これより155頁~156頁より引用 )

そのころ東京では、週に何度も防空演習が行われていた。

隣組がバケツや火たたきを持ちよって、火を消す訓練をする。

そういう時には、必ず狂気のように熱中する人がいるもので、

少しでも不熱心だと、非国民呼ばわりをされた。

本格的な空襲がはじまれば、バケツなど何の役にも立たぬことは

知っていたが、口に出すとどんな目に会うか分からないので、

みな黙々と命令にしたがっていた。万事につけてその調子で、

思い出すだに不愉快な毎日であった。

( 引用ここまで )

 

近頃のマスコミや一部有権者の異様な安倍政権叩きや

諸外国では当たり前に行われる憲法改正に対する

ヒステリックな迄の拒絶反応

もちろん、安倍政権の総てを支持はしないし

戦争など望んではいないが、狂気のように熱中する人が

少し多過ぎやしないか

 

やはり戦争中も今も日本人は変わっていないんじゃあないかな

鬼畜米英 ! と声高に言い、近所の人を密告していた人間が

戦争に負けた途端、ギブ ミー チョコレィト と言い

戦争は軍部の暴走だ ! と平然と言って退けた

軍部を暴走をさせた責めは狂気のように熱中していた自分達にも

大いにあるのにもかかわらず

 

バケツのような平和憲法とやらで

領土的野心を持って領海を犯し続ける中国船を退け

漁業に携わる日本人を殺し、武力で竹島を占領し

現在も不法に占領し続けている韓国から

竹島を取り戻し

何十年も北朝鮮に拉致されたままの日本人を

祖国に帰国させてもらいたいものだ