Quiet House さん オープンアトリエ

出発前にネックレスを探したり、ネットで調べ事をしたりと

バタンコランと家を出たのんが11時20分過ぎ

何とか20分少々で備前市香登

クワイエットハウスさんのアトリエに到着

 

クワイエットハウスの方々に迎えて頂く

小橋さんは駅にお客さんを送りに出られるところ

何組かの先客と一緒に拝見

普段使いのシンプルな器という事で敢えて多彩な焼けに走らず

と、いってもそこは備前、一つとして同じ焼けはないのですが

所謂落ち着いた感じの備前

それとは逆に明るめの緋襷が多い感じでしょうか

もちろん濃ゆい、窯変物も多々ありますし

青や型物も見逃せません

 

クワイエットハウスさんは立ち上げてから 5年目に入られたそうで

今回のオープンアトリエも新聞に取り上げられたりと

着々と地歩を固めて居られる御様子です

今回は通常の卸販売やネットでの販売とは異なる、直販

ファンの方には、待ちに待った

待望のオープンアトリエ

また食器メインの窯詰めとなる為、製作点数も数千点に及び

各人お忙しい中、月に一度は集まられて

製作に取り組んで居られるとのこと

それだけに、クワイエットハウスの方々にとっても

期するところのあるオープンアトリエなのではないでしょうか

 

拝見していると、所々金色が施されているものがある

よく見るとくっ付きのところなどに施されている

後でお客さんを送って戻って来られた小橋さんに伺ったのだが

九谷などと同じ金彩とのことで

下地が無いと艶のないマットな感じの金色になってしまうので

まず黒の色絵を施し 900℃で焼成

それから金彩を施し今度は 700℃で焼成

中々に手間暇の掛かるお品

可也雰囲気の良いものも見られました

 

奥の作業場の方は所謂キズ物

アウトレットの作品が並べられている

備前なので当然に窯変物も多い

コロガシの焼酎カップなどがゴロゴロとあるのだが

部屋の改造が終わり物が片付くまでは我慢我慢

欲しがりません片付くまでは、の心で見て廻る

 

 

 

・・・・・ぉっ ?

 

 

こ、これは !?!?!?

 

 

ポット

 

形的に小橋さんの作品っぽい

手に取ると薄作りで軽い

お、お値段は ?!

 

 

 

5000円じゃないすかーーーーーー !!!!!

 

 

「 頂くわ ! ! ! 」

 

 

と、いうことで蓋と本体の間にくっ付きの跡

― 当然に処理済 ―  があるというだけで

胡麻、茶胡麻がたっぷりと掛かり

あまつさえ注ぎ口のところには豪快な玉垂れがある

と、いう素敵な備前ポットともう一つ

胡麻胡麻桟切り見込みに金彩という

渋く豪華な焼けの蕎麦猪口を頂きました

7000円ほど也

 

 僅か 7000円ほどで備前のポットと蕎麦猪口、ですからね !!!

クワイエットハウスさんありがとうございました

 

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