こけし & 曜変天目三碗 の旅 5日目

6時過ぎの電車にバタバタと乗り込む

京都で途中下車をして切符を購入

奈良へ

バスにてお気に入りの場所に向かう

30分少々の滞在

花も咲き生き物たちも元気そうだった

何より

 

 

 

           散  八  春

           り  重  過

      ま    ぬ  の  ぎ

   花  た    れ  桜  て

   の  の    ど  は

   咲  春

   く  の

   ら  日

   む

 

 

 

バス、電車と乗り継ぎ奈良駅

巡回バスで国立博物館に向かおうとバス乗り場に行くと

 ????

なにかイヴェント事をやっている

あんだけイヴェントを調べたのに、こんなのあったっけ ???

見て廻ると着物 ( 新しいものや古いものどちらも ) や

アクセサリー、木工、陶器などが所狭しと並べられている

奈良ノ空カラというイヴェント

折角なので一通りチラ見して歩く

歩いていると、おっ !  というものに出会う

ガラスのアクセサリーなんだけど

色がとってもきれい

中でも一番目を惹いたのが

透明な勾玉のような形のガラスに

水色、ピンク、黄色が映えるもの

角度や向きによって光の当たり方や影の向き形が変わるのと

屈折による見え方の変化も相俟って

とってもきれいだ

春の青空に映えるさくら、菜の花の黄色

他のガラスも夢中で見る

ガラス選びに夢中 !

暫く夢中になってその後、やっと

このガラスのアクセサリーの作り手の女性が

直ぐ目の前に居らっしゃることに気が付く   笑

本当にそれまでガラスしか目に入っていませんでした  笑

それほどこのガラスに心を奪われてしまったのです

 

ちょっと気恥ずかしさを隠しつつ

作家さんに質問タイム!

この作り手さんは mildepapilio の小畑香織さんといわれる方で

以前は別なものを作っておられたそうなのですが

好きで集めていたシーグラスが余りに多くなり過ぎたのを見て

どうしよう、と考え

そうだ、このシーグラスで何かを作ろう ! !

と、思い付かれて

現在の作品を作られるようになったのだそうです

あちこちの海辺でシーグラスの拾えるポイントを見付け

拾ったシーグラスの形は出来るだけそのままに

表面を磨いたり、アクリル絵の具で色を付けたり

絵を描いたりしてアクセサリーなどに

仕上げられるのだそうです

 

先程簡単にポイントと書きましたが

所謂ビーチでは皆が拾うので中々拾えない

それなので漁港などで拾ったりするそうなのですが

そのポイント探しが中々に大変なのだとか

また日本海側ではよく磨かれたものが多く

太平洋側では大き目のものが見付けられると

教えて下さったのを聞くと

ビーチグラスのポイントを探して

かなりあちらこちらを廻られたのではないでしょうか

 

ガラスへの色付けは繊細で女性らしく

また子供の頃に見た美しいものが

再び目の前に現れたかのような

喜びと懐かしさを感じさせてくれます

 

1200円のピアスを頂く

ネックレスにしようかな

 

さて、仕切り直してバスに、と思いバス乗り場へ向かうと

バス会社の方が、オイラがこれから乗るはずだった

循環バスの外回りは大変に混んでいるので

内回りの方をご利用下さいとメチャ振り

他のバスに乗ろうとしていた方が、すかさず

内回りやと時間は何分くらい ? と質問される

バス会社の人は、30分くらいですね と、応じる

すると乗ろうとしていた方が今度は

歩きやったら ?

これにバス会社の方

うーーん・・・どっこいどっこいですかね  と

取り合えずオイラは歩くことにした

 

12時過ぎに奈良国立博物館に到着

展示室に入ったら即、曜変天目茶碗の列に並ぶ

待ち時間は15~20分程

 

順番が来て拝見

美しい

そして、より星空っぽい ! !

星斑の周りの光彩が条線状だったり

割りと小さ目の粒だったりするので

本当にきれいな星空を見ている様な心持ちになってくる

今日も並び直して 3回程拝見

これにて今回の曜変天目三碗同時公開の

三碗共拝見することが出来ました

三碗それぞれのきれいさがあり

それが見られて大変に満足です ! !

 

今日も引き続き書画は略スルー

仏像展さえもスルー

 

帰りも歩いてなら駅迄

京都に戻り三ノ宮へ

三ノ宮で二宮温泉さんに浸かり汗を流す

再び電車に乗り込む

22時過ぎ、無事に帰宅

 

今回はハードな強行軍やったけど

濃密な旅でした ! !

  

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左上から

奈良ノ空カラ

mildepapilioさんのシーグラスのアクセサリー

下段

奈良国立博物館の写真撮影 O.K. のパネル

同入場券の曜変天目

鹿