加賀・越前

22〜24と行ってまいりました、金沢と福井。
金沢は22日の夕方3時間くらいみやげ物を漁りに行っただけです。そろそろ漆にも手を出そうかなぁと。
で、茶筒とやす〜い九谷ですね。う〜ん印刷ものかなぁ ? 絵物はよぅ判らじ。



明けて23日、越前ですね。とりあえず ひねっとけ。基本ですね(笑)
ただ越前焼は、窯元さんで気軽にひねれる所が無いので越前陶芸村です。電気窯なのが残念。
越前の土は なんでしょう、こしがあって こまかいのかな。水には強くないみたいですけど。

以前買った湯呑は独特のざらざら感で結構すきですね、土味がでていて。あとお酒とも相性がよくていい艶になります。
いつかは越前焼の焼き〆で良いものが欲しいですねぇ。自作の(笑)

で、越前そばを頂いて、窯元さんへ。古川陶苑さんとたいら窯さん。


古川陶苑さんは

「越前焼は高価なんです。地元の人に、日常で使ってほしいから、うちはろくろの他に型を使って量産しています」

と、機械ろくろ、鋳込み、高圧鋳込みなどをつかって作陶されているのですが。(もちろん手作りも普通にされています) すごいなぁと思ったのは、というより感激! したのは、自分が作る越前焼を

「作品ではなく製品」

と言いきられるところです。

潔さ。いまの日本人が失ってしまったもの。
まさに私から公。
残念ながら重一先生は目が見えなくなられてしまわれたのですが、息子さんがしっかり引き継がれています。


次はたいら窯さん。ちょっと道がわからなくなり地元のおじいちゃんに教えてもらいながらやっと辿り着いたのですが、窯元さんでは販売をされていないとの事 orz
関東のお店が多いのだそうです。陶芸村には少ししか置いてないしなぁ。

藤田 重良右衛門先生はご不在でしたが、「輪積み」を引き継がれた藤田 富男先生にお会いさせて頂く事が出来ました。
電話で予約してからお邪魔するつもりやったんですけどね。圏外 圏外 圏外ーーーー。もぅ。
でも突然にもかかわらず、快く作業場等見学させて頂きました。ありがとうございます。


写真は金沢、越前で手に入れたものです。

そうそう、ソースカツ丼おいしかったっす。