アメリカは国際連盟の立ち上げに尽力したが、自身は参加しなかった。
今でも、国連の決定がお気に召さなければ。
京都議定書にも結局 調印しなかった。
何故か ?
議会が合衆国の利益に反する。と、判断したからだ。
様々な国内業界の利益の代表者として、ロビーストたちが尽力した結果だ。
直接選挙で選ばれた大統領閣下が こうするんだ と、言っても
業界・企業・ロビーストの手先となった議会が
儲けが無いがな。 儲けが無くなってまうがな、あほか。
と、言えば 議会が優先される。
何故か ?
だって それが 民主主義『制度』のルールだもの。
正しい。
いや、間違っていない。
いや。
民主主義の第一のルールは、話し合う事 だ。
自分の意見を主張して、あとは多数決。では
話し合いではなく 単に 主張+多数決 だ。
もうひとつ 大切な事は市民。
成熟した市民。
成熟しようとしている 市民。
もちろん自分の利益を主張し、生活を守る事は大切な事だ。
派遣にもボーナスを出せ。
資本主義と民主主義は、一見馴染みやすいが、イコールではない。
アメリカ合衆国という国は、資本主義国家が民主主義の制度とルールを
使用しているだけにしか見えない。
民主主義 成熟した市民 には、程遠い。
社会人として大人だから、一人の人間としても大人 と、いうものでもない。
白洲次郎氏が
今の日本・日本人を見たら
なんと言われるだろう。
又、「借り物民主主義」と、言われるだろうか。