陶磁器 7

信楽。まぁ誰でも知っていますよね。

狸。言わずと知れた六古窯。

ただ、意外と狸の置物の歴史は浅く、明治時代に

陶芸家の藤原銕造氏が作ったものが最初と言われています。

六古窯自体も戦後に小山富士夫という研究者が選定したんだっけ。


しかしながら、やはり信楽の焼き物の歴史は古い。

最初は狸や大量生産の製品でごちゃごちゃと見えなくなるが、

その内 作家さんのものが目に留まるようになり

やがて遠くの方に焼〆・灰被りが うっすらと見えてくる。

間口が広く ( つか広すぎ ) 奥が深〜い、かなり。

はっきり言って、巧妙な罠。 たちの悪い (笑)


個人的には 焼〆の白い灰被りものや、白い緋紋と火色のコントラストが堪らないんですけどね。

あと作家さんでは、厳陶房さんの豪快な粉引きですね。


もうじき宗陶苑さんの窯焚きかぁ。

ちょっと行けないんですけどね、どんな風に焼きあがるかなぁ。