6時31分益田をあとに
東萩まで 1時間ちょっと 駅でチャリンコを借りる
チャリンコは遠野以来 あの時も雨やったな
ホットモットで海苔タル弁当
食べる場所が無い・・・
ので高架の下で雨宿りをしながら自転車を台にして・・・
立ち食い 笑
もうすぐ38なんですけど
うふふ 泣
9時から泉流山 吉賀大眉記念館
ここは紐作りで高台まで作るシステム
流石萩 高台は萩焼の特徴の一つですものね
さくさくとひねっていると
10時から家族連れ 三世代で
先生が子供がいるから騒がしくなるかも と
でも全然そんな事は無く 二人とも一生懸命 楽しそうに作っている
お姉ちゃんの作った茶碗をみて周りは笑って作りなおしてたけど
何気に良い形やったのに
一家団欒 好い光景
お姉ちゃんが わぁこの人上手 という眼差しでこっちをじっと見てくる
まぁね 笑
かなり美少女
黒髪で短めのおさげ
優しげで少し大きめな目・・・・
但し小学生 笑
でも日本海側って美少女多いなぁ
松江に福井、秋田とか
たまに本気で見入っちゃうことあるし 苦笑
作ったのは茶碗と珍しくというか 初めての珈琲カップ(小)
結構ご満悦
でも最近伸び悩みというわけではないけれど、今一つ袋小路感
先に行けない・・
それもあって萩に来たんやけど
ギャラリーで湯呑みを購入
一般的に萩は柔らかく優しい感じ と言われるけど結構荒々しい感じの土
萩の柔らかく透きとおった釉薬と荒目の土がせめぎあい調和しあい
面白い
お昼 ローソンのおにぎり2個を店先で食べる
30代後半の男一人旅とは思えんの
がむばって37歳10ヵ月
泣
13時 山水庵人丸窯さんへ
結構山の中
細めの道をチャリンコで進む
土道
ああこんな所で焼き物できるんかぁ やったー
京山先生ご自身にに案内して頂く・・
中に入って所狭しと並べられた茶碗を見る・・・!?!?!?
しまったーーーっ !! この先生はすごい先生やっ !!
ぅっわぁー 俺みたいなのは場違いゃんかぁぁぁぁ
後祭
古格というのでしょうか
茶碗に古い味わいが 一目で街中のギャラリーなどに置かれているものとは
別格やと分かる
周りの山に生えている草木と変わらぬ佇まい
それでいて一つ一つのお茶碗の存在
調和と存在感
そう思うと打って変わって メチャワク
ここで作らせてもらえんのかぁ !!
この後の予定は特にありませんとお答えすると
じゃあ ゆっくりやろうと
いろいろなお話を聞かせて下さる
30分程していよいよ轆轤
洞本業窯さん以来
・・・・
・・・・・
終わったのは17時くらい
すっごい丁寧に教えて というよりも御指導して下さいました
指の使い方 感覚 厚み
そして実際にいろいろなものを先生御自身がひいて見せて下さる
吃驚したのは、最初に高台をほぼ決めてしまう事
轆轤で初めて 自分で作ったーー という達成感と喜びを味わえました
かなり轆轤に興味がでてきました
調子者 笑
普段は先生御自身ではなく 体験は息子さんがされているとの事
他にも菊練りを教えて頂き、轆轤の後もいろいろなお話を聞かせて下さいました
また奥さまが自然な優しさをもたれた可愛らしい方で
お陰で とても心地よく素敵な時間を過ごさせて頂きました
仲睦まじいとはこういうご夫婦のこと
焼成して頂くのは茶碗2つと湯呑み
それで6000円!!
たったの6000円ですっ!!!
轆轤の髄まで教えて頂き 楽しい時間を過ごさせて頂き
安過ぎですょ 先生 orz
以前体験に来た子供がすごく汚れを気にして乗り気でなかったので
わざとに粘土で手を汚してやってから こう言われたそうです
汚れたらお母さんが洗濯してくれるから 気にせんでもええ
その後その子は夢中で楽しんで帰ったそうです
親御さんは驚いて 先生どうして分かったんですか ? あの子は潔癖症なんです
あんなに楽しそうにやっているのは初めてです
自転車の返却時間がなければもっとお話を聞かさせて頂きたかったのですが
18時頃バタバタとお暇させて頂きました
マグカップっとコーヒーカップ
それに盗撮 (全く気付かなんだ 笑) した轆轤をひく私の写真までお土産にと下さり
もう、お礼の言いようがないです
大 有難う御座います
帰り際見送ってくださる
雨の緑と調和した京山先生の御姿がとても印象的でした
東萩駅で自転車を返した後 歩きながら
1時間と経っていないのになんだか遠い昔の事のよう
結局返却時間に間に合いませんでした自転車
朝、念を押されたんですけどね おじさんほんとに御免なさい
予定は未定だったので萩にもう一泊する事に
ビジホにチェックインして夜の萩へ 晩飯くらいまともな食事を
・・・・・
迷ったしぃ orz
あきらめとやけっぱちで 晩飯はポプラで買った素麺とホットモットのチキン南蛮弁当
もうすぐ38歳の一人旅 泣泣笑笑
