午後から備前陶苑さんへ
練らない が気になって 笑
入ってすぐ右手に湯呑みがいっぱい置いてある
その中のひとつ 緋襷のものが気になる
これは地の色が良い
小石やけど石爆があったり
こないだ教えていただいたばかりの土味も良い
形も好き
2000円。これは候補にいれておこう
見て廻る
いいなぁ〜。どの先生のもいいなぁ〜
予算があればなあ
焼き物を見ながら作り手さんのことを想像してみる
店長さんのブログの通り、どの先生も真面目
でも真面目にもいろんな真面目が感じられる
内田先生はもがいてるのかなぁ ?
まじめな人柄故に
無理に遊ばなくてもよいのに
最終的に安田龍彦先生の酒器と澁田寿昭先生の湯呑みと
備前陶苑さんの緋襷の湯呑みに絞る
予算的には2つ。大阪に行かんならんし
明日からの多久守先生の個展は諦めて・・・
う〜ん・・・よしっ
安田先生の酒器と緋襷の湯呑みにしよう !
5000円やけど4000円に負けてくださる
この間も2割引にして下さったのに・・・
窯元さんも作家さんも儲かってんねやろか ? ・・・
備前陶苑さんはいろんな理由で作り手さんの陶印を用いていない
(因みに備前陶苑さんの陶印は酒の古代文字が素)
この湯呑み、どんな先生が作ったんやろう ? 将来が楽しみやなぁ
店長さんにそれとなく伺ってみる
すると・・・・
多分 駒形九磨先生。見たら大体わかるから
と、もう一度箱から出して見て下さる
うん、間違い無い。こんなんは滅多に無いけど
駒形先生が よっしゃ ! 作っちゃる と作ってくれた
と嬉しそうな笑顔
もう吃驚。本当にこの値段でいいんですか !?
良い買い物と店長さんの笑顔のお陰で機嫌よく熊山の麓あたりを散策
秋の備前をカメラに収める
イナバ窯さんの前を通る
裏手に石の仏さんが四体
閑山先生はこの仏さんを見て作品を作られたりしたのかな
買い物をしてから帰宅
しげしげと酒器と緋襷をみる
安田先生のは本当にまじめに焼き込まれている
胡麻も静にうつくしい
堪らない
そして駒形先生の湯呑み
水を含んだ器肌は・・・もう・・・惚れ惚れ
絶品
見込みや口縁部の胡麻も良く
緋襷も力強さ、生命力さえ感じられる
すごい
でも、お客さんが気付かなかったら
駒形先生の作だと知らずに使うんだろうなぁ
それはそれで…ね !