栗山窯

hirunesai2009-02-12

4時半過ぎに家出

宇野駅近くのPに車を置き船旅

7時頃高松上陸、琴電で7時40分頃に学園通り駅

少し早く着きすぎたな

田圃や畑の中の鳥をカメラで追いかける

その中の小さな住宅地に栗山窯さんはある


9時前に教室へ

2代目藤澤栗山先生、専門は楽焼

挨拶もそこそこに・・・どうされます ? という雰囲気

ぇっとシステムが良くわからないんですけど・・・

お目当ては楽焼なれど、タイミングがあるので本日は不可との事。

残念過ぎ orz

取り合えず釉薬を決めてから土を決めるようなので

月白釉で瀬戸の白土。


作りながら楽焼のことを教えて頂く

恥ずかしながら、全くの無知

黒楽を見せて頂く

渋い

楽は縦長の直炎式の窯で引出しにて焼成され

焼成時間は栗山先生の場合1200℃ 15分前後

窯に入れる前、窯の蓋の上で炙る。300℃

焼締めない事によって熱が伝わり難くなる

ペケ率が高く歩留まり1、2割との事

15個くらいで7、8個の時もあれば全くダメな事も

大変


作り方は、作った後 削っていく。とくに内側

普通600gから200gくらいに削るが、先生は500gから200gくらいに

底がやや厚く胴が薄目、口縁は少ぅし厚目に仕上げられ、高台は持つ時指が入るように

底が厚いのは熱が伝わり難く

口縁が少ぅし厚目なのは、薄過ぎると安っぽく

また人間は口縁の厚さで全体の重さを量るため

厚目に作っておく事で持った時に軽く感じるから

むぅぅぅぅ、流石は茶陶。一楽だ。


その他にも高台を削る時は下にスポンジを引けば良いと

ほんまゃ〜、口が潰れ難い

湯呑み2つと湯呑み茶碗を作る

残った粘土は、どうされます ?

集中力も切れていたので お返しします というと

じゃあ、お手本に一つ と先生が作って見せてくださる

そして・・・・

じゃあ、この辺に名前を入れて下さい

えっ・・・・・??・・・・

    あっ!!

なんと、先生が作ったものも焼き上げて下さるとの事

嬉すぃですなぁ

自分が作ってるものの形を大幅に変えてしまわれる お手本は嫌ですが

これには嬉し吃驚

有り難く頂戴します


終わった後、コーヒーとチョコ

チョコは後から来られた教室の佐々木さんがお勤めのお店の試作品

実は藤澤先生、甘いものには目が無いんだとか

オレンジピールならぬポンカンピール(伊予柑やったかも)をチョコで包んだものと

最中の皮にチョコ。どちらもおいしかったです


さて釉薬ですが1種類でなくても良いとのことなので

月白と先生お勧めの黒楽風を2つ、先生に作っていただいたのはビードロ

1kg 4000円のお支払い

今日は勉強になりました


駅まで佐々木さんに送って頂く。ありがとうございます

スーパーで弁当を買い食い

瓦町で降りて、商店街をふらふら歩き

高松駅で鳴門金時ポテトとマドンナ団子を

う〜ん、いまいち

フェリーに乗り、きつねうどんを

う〜ん、まぁ まぁまぁ


フェリーからカモメを撮りながら

16時半頃宇野着

100均で早速スポンジを買い (笑)、DIOで弁当を食べて2時間ほど寝る

風呂に入って帰宅

来週は信楽やな


写真は黄砂に霞む瀬戸内の海