伊部のおばあちゃん

hirunesai2009-05-09

朝9時前に無理無理起き出す

ぽか温に行き飯を食ったりしていると

あっという間に昼前だ

いそいそと伝産へ向かう

お目当ての藤原喜久代先生のものを見たり

藤田龍峰先生の磨きの湯呑みを見たり

楽山先生の塩焼のぐい呑み

目の保養保養


伝産を出て陶苑さんへ伺おうとPへ向かうと

煙が ! 窯焚き !!

仕方ないので (笑) 行ってみる

不老川で写真を撮ったり煙突から出る黒煙を眺めたりでのんびり


ふと見ると看板に中村真一郎先生のお名前が

ちょっと迷ったけど引き返して入ってみる


中村先生らしくよく焼き込まれたものが多い

先生のお母様が御自分で煎じられた煎茶を入れて下さる

美味しい 甘みと苦味が程好い

二つの旨みが口の中で行き来する


後から来られたおばあさんが抹茶碗を買っていかれる

3万円ほど

そんなに迷わなかったところを見ると最初から買う気で来られたのかな


先生のお母様はお茶だけじゃなく

布草履やら切り絵やら棚作りやらのちょっとした大工仕事まで

御自分でやってしまわれるそう

すごいなぁ、伊部のおばあちゃんは


お母様のお話では土が違うそう

だから焼けが全然違うと

先生はまだ数十年分の土を持っておられるとか

土はいいところだけ手で取り分け、後は水簸で使われる

新幹線の側にストックされているらしい

面白いのは水簸するときに‘土をおだてたりして’という表現をされる

土と共に生きてきた伊部ならではの言い回しでしょうか


よく焼けた伏せ焼きの湯呑み 3675円を500円引き+消費税引きで 3000円にして下さる

雰囲気で布草履も頂き800円也

結構しっかりとした作りです


気が付けば15時前

慌てて陶苑さんへ

が、閉まってる orz

うぅ また来週お邪魔させてもらうか