囚われていた

朝方3時間ほど寝て7時前に家出

9時過ぎには吹屋に着

時間を持て余し笹畝観光坑道へ

入ってすぐ 寒っ !

係りのおっちゃんに断って上着を取りに行く


微妙な高さの細い道

蛍光灯のところだけ苔、それとほんの数本ながら草が生えている

奥へ 奥へ

開けたところに出る

鉱物の影響で水の染み出しているところに白や青、黄茶などの色が

少し不思議な心持

ぅわっ

数体の鉱夫の人形があった

暗くて気付かなんだ、ちょっと怖い

やっぱり作業中に亡くなられた方も居るやろうし・・

かなりびびりながらさらに奥へ

斜坑が深く地の底へと続いている

吉岡銅山(笹畝坑はその一部)は最深部で380m近く

これを人が掘ったのか

途中人形や蝙蝠にびくつきながら出口へ


ふぅ

外に出て一心地

あちこちの花や蜘蛛を巣に運ぶ地蜂などを撮る

気が付くと10時過ぎ

ベンガラ陶芸館へ

持込のもの8点を御願いする

以前体験で来たことを 覚えていて下さる

料金は後払い

楽しみ


取って返して備前へ・・

と行きたかったが 、眠い

手作り弁当の店で巻寿司やら茄子と隠元入りちくわのてんぷらを食べ

一眠り


その後も眠気と戦いつつやっとこ備前

陶苑さんへ

ガーン 閉まっとる orz

店長さんが用事で澁田先生が少し残業して早目に閉めるという感じでしょうか


まぁ と思い直し しょうざんさんへ

原田社長さんの‘雑器’のお話を聞いて以来、少なからず見方が変わっている

というか、今までどこを見ていたんでしょうか ? 笑

確かに絵備前なんかは肌理の細か〜い土を使ってる

磨きとかやってみようかな

うろうろと見て回り

しょうざんさんの1500円の湯呑みを一つ

でも、これはめっけもん

安過ぎー


勢い付いて、伊部へ

一軒寄さしてもらって次へ と歩いていると

蒲草履が捲れる

?  鼻緒がとれとる

車に戻り昨日頂いた布草履に履き替え、再びぶらつく

陶吉さんへ

ここのお姉さん(尾仲康史先生の奥様 ? )は相変わらず素敵です

コホン

陶吉さんはデザインも豊か、気軽で使いやすそうなものが多いです

アクセサリーなどもあり

お値段も抑え目です

迷った挙句、青の丸っこい湯呑みを頂きました

デザイン的に丸っこい湯呑みは好みなのですが、備前では割りと少なく

どちらかと言うとぐい呑み系として売られていることが多いように思います

1800円の300円引きで1500円

出して頂いたアイスレティーに敷いてあった緋襷の四角いコースターも好かったな


さて

何件か見た後

おぉ! この緋襷好い !!

興楽園さん

店に入り早速緋襷をば

うーん と迷っている時、おっ青も好い !!

迷いつつ心は緋襷から青へ

結局見込みの青の綺麗さで青の湯呑みを頂くことに

500円引きの2000円

こちらも丸っこい形

登りの第2室 (3番目の部屋)で焼かれた炭桟切りの青

また緋襷も頂きたい


元々白洲正子さんの影響から焼き物に嵌っていったのですが

白洲さんが手を加え過ぎたものを好まれないことが多かった事を

手を加える=技術と勘違いして、頭から技術を否定気味に見ていた事に気づいた

薪窯物を好み過ぎ、炭桟切りより自然桟切り

もちろん基本的には薪焼成でなくても炭桟切りであっても

気に入れば‘好い! ’なのですが

思っていた以上に偏った見方をしていました

反省 と

原田社長さんの‘雑器’に感謝です

それにしても遠過ぎ→備前


帰りがけ備前陶芸倶楽部さんに張り紙が

・・・

管財人 ? 破産 ?

ぇぇぇえええぇぇぇつっ !??

驚いた



言うほど応援でけんけど・・・頑張って備前 !!!