美濃 穴窯体験

hirunesai2009-09-06

5時過ぎに目覚める

本を読んでいたら6時半

そろそろ出立

寄り道をしながらも7時半前には

どんぶり会館着

唐九郎先生の志野を見る

やっぱり唐九郎先生も形をつかまえている

古い形を大胆に変化させたもの

素直に作られたもの

格となんともいえぬ愛嬌かな


どんぶり会館で焼きもんを見る

不動窯さんの灰釉が好いなぁ

無料の望遠鏡なんぞも覗いてみる

分かってはいることやけど、すごい遠くが見える

うー 新しいデジカメが欲しい

次に買うのは、オートフォーカスの速さと

シャッタースピード、暗い所でも撮れること

それとやっぱり倍率


9時半過ぎ道を挟んだセラテクノ土岐へ

受付で1500円を支払い、名前や住所を記入

受付の方が名簿の住所を見て

岡山 ? 岡崎市の間違いやろぅ

いえ、岡山ですと訂正

遠方の人っていないのかな ?


お好きなところへお座り下さいとのことなので

目の前の椅子に座る

今日の参加者は20人ちょっとくらいでしょうか

同じ机には小学生くらいの兄弟。お兄ちゃんはひょっとしたら中学かな ?

母親とお婆様が付き添いで来られていました


穴窯体験は今年で7回目

昨年から連続参加の方も結構いらっしゃる

土は 1kgくらいかな

ネットで見て参加しましたと話すと

多分ネットを見て来るのは初めてやないかな

えっ !? そうなの ??

勿体無いなぁ

作品点数は特に決まっていない。

窯詰めで入れば入れるし、入らなければ入れない 笑

好いなぁ、このアバウト加減


同席の兄弟

どうやらお兄ちゃんが参加したかったらしく

弟の方はそうでもなかった様子

ほとんど青年部の方に作ってもらっている

先生も大変だ


仕上がりは焼き〆とか

えっ !?  かなり意表をつかれた、と言うよりも

見事に裏をかかれた

てっきり、釉薬物だと思っていた

でも逆にラッキーやったかも

美濃で体験で焼き〆ってあんまり知らんし

ボイスオブセラミックさんが穴窯焼成やってたくらいかな


ある程度の形作りは終了

削り

乾かしては削り

下がるのを直して 乾かしては削りの繰り返し

むぅ、2時間ではキツイのぉ


外で乾き具合を見ていると

青年部の方が 表が分かるように印を付けといてくれれば

それで焼きますよ との事


一応茶碗とぐい呑みを作ったけど

ぐい呑みは全く削れなかったので没にして

茶碗だけ焼成をお願いする

美濃の焼き〆かぁ、楽しみやなぁ

青年部の方、ありがとうございました


片付けをしていたら12時半

関市の弥勒寺に行くことにする

14時半ごろ弥勒寺着

弥勒寺をちょっとだけのぞいて

円空さんのお墓へ

長良川傍の山中の竹林の中

とても穏やかな空間

お墓の写真を撮らせて頂き円空館に

だいぶ献血したな、薮蚊に


入館料は200円

今まで鉈だけで彫られていたとばかり思っていたけど

当然ながら鑿も使われていたそう

それにしても穏やかな線

見ていると、彫った線が水のように見える

彫った線の一本一本が美しい

仁王 (藤谷自治区所有)

善女竜王 (松見寺所有)

常設の菩薩は母性を感じる

そして聖観世音菩薩 (阿弥陀寺所有)

お顔も全体も素晴らしいけど

特に手元、手元が素晴らしい

こんな風に感じられる焼きもんを作ってみたいなぁ

無理無理 笑


その後入定塚まで足を延ばす

長良川で遊ぶ人、網を打つ人

先程の山中の穏やかさは円空さんのものかな

でも円空さんは自由にあらゆる場所にいらっしゃるような気もする


大垣の春日神社へ。水汲みに

夕日の逆光の中 迷いつつもなんとか到着

道も細く、車を停める場所に一苦労

神社の近くに駐車場を用意して下さっていたのでそちらに


すごい湧出量

ポリタンクがあっという間に 冷たい水で満たされていく

豊富すぎる湧き水に一瞬、ありがたさを忘れてしまう

書かれている通りに水を頂いた後、お参りをして車に


今夜は南草津の極楽湯に

休憩所で横になってぼんやり過ごす

相変わらず身体が歪んでるし、硬まってる

昨日今日と急に腕を振り回したくなり、ぐるぐる振り回す

次第に掌に痛みが戻る

何か根本的に生活のサイクルがきつい


今夜もコンビニ車中