スミレは

フィギュアスケート

正直特に見たいとは思わない

どうも西洋的な価値観

技術=美ではないし、表現=美とは感じない

個人的には去年黒石よされで見た女の子達の踊りのほうがきれいに見える

上手くとか 格好良くとか余計なものが少ない

伸び伸びとした身体=自然の動き

もちろん美しい技術はあるし、美しい表現もある

荒川静香さんのイナバウアーはとても美しかった


バンクーバー

オイラは格好良かったと思っている

すごいし、次も見せて欲しいと思っている

可哀想だと言う

分からんことはないし、少しはかわいそうだとも思う。

ジャンプを決めても金は無いんじゃないかということは

男子の結果から分かっていたと思う

真央ちゃんも分かっていたと思う

それでも自分のスタイルを通した

最後少しの失敗はあったけど、ジャンプは決めた

悔しかっただろうし、様々な想いで涙が出たんだと思う

だけど格好良い

自分のスタイルを通して格好良く負けた

格好の良い負け方だった

だから格好良い

格好良く負けて、銀メダルを取った

だから凄く格好良い

可哀想

というのはそういう経験の無い人間の理屈だと思う

努力が報われなかったから

金メダルが取れなかったから

それは結果にしか価値を認めないということじゃないのか


若しくは自分は思い遣りのある人間だという主張

可哀想だと思わないなんて・・


真央ちゃんが一番悔しかったのは納得のいく演技が出来なかったことだと


本橋麻里さんの3月15日のブログより

努力は報われるという応援の手紙を沢山頂いたそう

でも本橋さんは

努力はすべき

努力が報われなくても、その行動に意味がある

努力と夢中を重ね合わせることが出来ると無敵です

それは、幸せな時間   (要約させて頂いてます)



春宵十話(岡潔氏)のはしがきより

スミレはただスミレのように咲けばよいのであって

そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと

スミレのあずかり知らないことだ