13時過ぎ天満屋へ
5Fの画廊アートスペースで本日より
−備前陶心会−
渡邊琢磨 特集 が開催される
早速ながらもお話を伺いつつ拝見
今回のチビ窯 (7月)は40時間の焼成
チビ窯の大きさは奥行き140×幅70cmで
高さは立って入れないくらいだそう
焼成室が1つ
燃焼室でもいろいろ焼かれているそうです
うーん、羨ましいなぁ
窖窯を築かれたときは所属していた窯元から独立されて直ぐだったので
少しひりひりされたとか
土は13種類ほど
一回の窯焚きで使うのは7,8種類くらいとか
少量づつ余った土は ガーッ と一緒にして、大きいのを作って焼く
適当やから大当たりの時と大はずれの時がある
適当やからなぁ〜
と、笑いながら仰られてましたけど
騙されてはいけません 笑
幅広い知識と経験に裏打ちされた 適当 なのです
大体、大はずれでも確りと経験にしてしまわれるのですから
失敗は成功の元・・・ではなく、先生の場合は
失敗は成功に至る時の当たり前の過程なのです
弟弟子に窯詰めを手伝ってもらう時
(緋襷の)藁を詰め過ぎない様に注意してあったのだけど
詰められ過ぎてしまった
まあ、結果オーライやから良かったけど
若いからなぁ〜 (笑) と
濃い目でこんがりとしたきれいな緋色が出てました
明日から内田先生の二人展なので
帰りに寄れたら寄ってみようかなあ
徐冷スピード、徐冷の方法
徐冷時の窯の雰囲気で胡麻、自然釉の色が決まる
土を変えるだけでも全然違う
ビードロに嵌まると大変
急冷させてなので備前の土では難しい
と言いつつ、やりたいなあ〜 という感じがありありと
片口を一つ頂くことに
伏せて焼かれたもので、中に貝の目跡とそれを彩る緋色
外は結晶化した自然釉と焦げ茶色の玉垂れが渋目の感じ
先生にお渡しすると
あっ、もう一つありますよ と、どこぞから(秘密)
片口をもう一つ出して 見せて下さる
こちらは赤味の強いきれいな緋色に形も胴の下部がふっくらとしたもの
おぉ、悩ましい
少し迷いつつ やっぱり最初のものに
4700円ほど
先生 ありがとうございました
引続き今日から始まる白洲次郎と正子の世界展に
先月東京で行ったけど、好いものは何回でも見たい
しかも、渡邊先生のところに来られていたお客さんによると
古備前の徳利もあるというお話 (東京の時には無かった ! )
絶対、行くし
あ〜、やっぱ好えのお
前回もじっくりと見たつもりやったんやけど
結構見えてなかったところもあり再発見の喜び !
ふふ
好かったものは、前回ある程度記したので 古備前の感想だけ
好い!!!!
徳利三つと壺は品の好いもの
紫蘇色も緋色も抜けも桟切りも水気を含んだところを見たい〜〜
花入れ二つ。普段そんなことはないのだけど
この花入れにはこんな風に花を生けたら好いかな と自然に想像してしまう
生け方は器が教えてくれると言うやつですね (レベルが天地以上の開きやけど)
広口の緋襷壺
複雑な地の色に窯の中の高熱を焼き付けたような緋襷が・・・絶品 !
触ると(もちろん触れません)地の部分と緋襷の部分の温度が
ほんまに違うんじゃーねぇじゃろうか と思えるほど
は〜 好えわぁ
結局、出口付近まで行き、入り口に戻る (外には出ない)を3回ほど
都合、4度見 笑
入り口に戻る時1,2回目は天満屋ギャルも不審そうに見てましたけど
3度目は、ああまたか 状態でした
正子さんのかくれ里を買い、やっと出口へ
安土さんのガラスは欲しかったけど
やっぱりガラスにまで手を広げると収拾が付かなくなりそうなので
断念
いや〜、濃いワンデーやった