野村美術館と京都アニメーション

hirunesai2010-09-10

(昨日の続き)

西京極駅から河原町駅へ出て、市バスに

次の予定は野村美術館の秋期特別展

「一楽二萩三唐津」を見に


バスの中で、河原町まで行かんと烏丸で乗り換えたらよかった

とか考えていると

・・・

・・

バスが南に進んどるがな orz

つまり、行きたい方向と真逆

5番系統は間違ってないけど、行き先が逆 orz

やってまった

まあ 厄払いと思い、京都駅で乗り換え

今度こそ間違いなく


バス停からてくてくと美術館へ

700円を払い、早速中へ

感想としては、やっぱり侘び寂びって、所謂一般的にイメージする

冷え枯れた というものではないなぁということ

冷え枯れたものを見たとき、それがどう見えるのか ?


そもそも (以下 村田珠光の心の文の訳 wikipedia の訳を参照)

枯れるということは、良き道具をもち、その味わいを知り、

心の成長に合わせ位を得、やがてたどり着く冷えて、痩せた境地をいう

との事だから、オイラ達普通の者が見たって分かるはずもない

ものが見える人と見えない人では、同じものを見ていても

違うものを見ているんだろうな

冷え枯れたものにも温かみが見えているんじゃないだろうか ?


好かったもの、感想なぞ


ノンコウ 赤茶碗  銘 若山  箆目

左入   赤茶碗  銘 朧夜  赤と緑に春霞のような白 形も好き

旦入   黒茶碗  銘 福字  形

慶入   黒茶碗  銘 千鳥  形

弘入   赤茶碗  銘 句入り 明るい赤と緑 形は可也好き

長入   肩衝    銘 霜夜  釉の濃淡 品を感じる佇まい

ノンコウ 向獅子香炉 銘 極楽  のんびり、生き生きとした雰囲気


萩彫文茶碗   潔く、勢いのある彫り


唐津

朝鮮唐津水指     複雑ながらも落ち着いた釉調 控えめな佇まい

献上唐津呉器形茶碗  王道だな

唐津三島手水指    素朴と華やかさ

唐津獅子香炉     生き生きとした愛嬌

唐津茶入      素朴な絵付けと佇まい しっとりとして複雑な釉


それから

千利休   花入   亀甲竹一重切  堂としていながら艶めかしさが

長次郎   赤茶碗  銘 獅子    利休居士の花入とぴたりと合う


あと能面の  姥  やさしげな御顔

      孫次郎 吸い込まれるような艶


図録が欲しかったけど今回の展示品だけの図録は無く

特集が載っている、小さな蕾 10月号を購入

野村美術館を後にし、用水沿いの小路を歩いてバス停へ


市バスで京都駅に戻り、JR奈良線木幡駅

さて、京アニに行くか  (誰か止めろ 笑)

京アニさんへ行く前に、梓が 受験 ! でお参りした神社

(のモデルの神社、お賽銭千円の方ね)

許波多神社に寄る

おお、確かに。ここだ

一応 写真を撮り、京アニさんへ


京アニさんのショップに入ると、店員が4人

4人!?   (直ぐに2人は奥に行かれたけど)

客は・・オイラ一人・・・

自分で来といてなんだが・・・

やっぱり アニメショップに入るのって、なんか

恥ずかしいぃぃ  (澪調)

(以前アニメイトさんに一度入ったことがあるけど

あっ、俺 場違いやなぁ とすぐに出た経験あり)

で、そそくさと K-ON!! しおりセット 400円を選んでお会計

よし、これで早く出よう。出られる

と、安心し気が緩んだ直後、ショップのお姉さんが

ハルヒけいおんの袋が御座いますけど、どちらになさいますか ? と

(商品を入れてくれる紙袋のことを聞いてくれてるわけね)

えっ!!!? 

えっ!!!??

あとは店を出るだけだな と考え、すっかり気を緩めていたオイラは

パニック  笑

再び ひぃぃ、恥ずかしいぃぃ  (澪調)

本当に見事な不意打ち  笑

しかもこのお姉さん、背が高くてキレイなのでダメージが増す  笑

小声で けいおんで と言った後

なぜかもう一度 けいおんで と(これも小声)言ってしまうほどの混乱振り

這々の体でショップを後に

あぁー、何や恥ずかしかった

自分から行ったんやけど  笑


隣の7に寄りパンなぞ

お菓子だけで、昼飯食ってなかった


再び京都駅に

京都タワービルに行き

まず本屋で、きららの10月号を買う

中華料理屋で酢豚定職を食し、地下の銭湯でひとっ風呂浴びる

新快速の中できららを読みながら家路へ

けいおん ! ほんまに終わったのね


まぁ、いろいろと濃い楽しい一日でやんした