あり続けた期待と要求

昨日の深夜(今日ね)NHKスペシャルの再放送を

チラッとだけ見た

862兆円 借金はこうして膨らんだ

あー、こないだやってたやつだ

きちんと見たのは本放送の時なので少し前になるんだけど

結構興味深い内容だった

大雑把だけど気になったポイント、感想


政治家の経済センスの無さ

無能無策振りも大概にしてほしい

理念の欠片も無い、国レヴェルでの大局観など気にもしていない

地元や業界に利益を引っ張ってくる政治家が

経済に強い と言われている今の日本の現状には泣けるね

というか笑う


番組インタビューで官僚が政策的な方向を最終的に決めるとき

口にしていた言葉に驚いた

周りの空気

周りがそういう雰囲気だった

泣ける

というか笑える・・・いや、笑えねぇ

官僚は確かに優秀な人も多いのだろうけど

優秀な人間ならそこかしこに居るものだ

才能や優秀な人間かどうかも大事やけど、それ以上に大事なのは才覚


そういった官僚の中にも時に人物がいる

大極的に先を見て、国を方向付けようとする人物

しかしながらエリートの道を歩んできた為か

国民の弱さや痛み、また

弱さで覆い隠した、国民の猾さ汚さを把握しきれない

そのために国民の理解が得られず、最終的に政策は成立しない


日本経済のように成熟した経済には、(ばら撒きなどの)

経済対策の効果は限られたもので、根本的な解決にはならない

この官僚の言葉にも拘らず

いまだに続く政治家の場当たり的な、ばら撒き政治

経済が大事と口にするだけで、多くの政治家は経済について

な〜〜んも、学んでない

経済が大事=票が大事 と言われても仕様がないレヴェル

もちろん総ては否定しない、限定的な効果はある

ただそれが限定的だということが、あまりにも認識されていない

政治家にも、国民にも


最終的に一番問題だと思ったのは

官僚、政治家のこれらの行動の裏に

常に、国民の期待と要求があり続けたという事実

期待と要求はするけど痛みは受け入れない国民の姿

受け入れないというより、他人の痛みは知らん顔、かな

滅びれろ、ほんまに 笑