知るには

無から有が生れるという

有から無に戻るのに

恐ろしいのは何故か

知識と知るとの間には恐ろしいほどの

断絶があるからか

それとも恐れを抱く何かが

本当の自分なのか

本当の自分が分かれば

有を知り無を知ることが叶うのか

それとも無を知らねば

有も自分も知ることが出来ないのか