チャンネルを回していたら
もののけ姫をやっていた
途中からだったけど見るのは3回目
だけど、見入ってしまう
デイダラボッチによってタタラ場から火が上がった瞬間
福島の原発事故が脳裏を霞め飛ぶ
アシタカの「人の手で返したい」という言葉が
心の根を強く閑かに打ちつける
サンの「元のシシガミの森ではない」に
日本の風土から生っていた日本人
を顧みない、今を突きつけられる
先日猪肉を頂いたからか、猪たちを見ると
少し、心が燻む
何かが、申し訳ない
この申し訳なさが感謝なのか
福岡正信先生の言葉
「私はね鳥や獣のお零れをもらって生きているんですよ」
感謝とは、卑しい人間という生物にあたえられた
せめてもの救いなのではないか