萩 ! その1

hirunesai2011-07-14

13日朝、夜勤最終日を終え

1時間ばかし仮眠

所要を済ませ、14時前にバタバタと家出

腹ごしらえだけ済ませて、したすら2国を西へ

目指すは萩 !

2年少し振り6度目かの

16時ごろ広島県に凸

尾道を17時頃に通過して18時半前広島市にin

混んでいるのでスーパーに退避して、飯を買い食い

焼きそばとかおでんとかカニカマサラダとか、旅情たっぷり 笑


のんびりして20時頃スーパー銭湯 南の風 いいとも湯へ

スーパー銭湯というよりはいわゆるビル銭湯

仮眠が出来そうなのは、小さ目のソファーが1つのみなので

ついでに仮眠も・・と考えるのはちびしいかも

だけどお湯は良いですよ、ここ

肌への当たりが良いです


ここでものむびりさせてもらって22時前再発

30分ほどで宮島を通過し、1時間ほどで岩国に

23時頃周南市の手前のコンビニで仮眠を取らさせてもらう

起っきしたら1時。日付が変わっている

再再発後4時半頃に道の駅萩往還にて休憩

少し寝ようと企んでいたのだけど、興奮の為か寝付けない

仮眠は諦めてサッサと萩市街へ


コンビニできららがあったのでけいおん! を立ち読み

4コマのテンポの良さが良い感じで乗っかってる

早く単行本でないかなぁ、楽しみだ


その後、小春窯さんの場所の確認を済ませ

道の駅ハピネスふくえに

今度こそ暑くなる前に寝るべし! と意気込むも

PHSが圏外。くはっ

仕方なく松蔭神社まで引き返しカメラ片手に見て廻る

障子の上に揺らぐ木漏れ日がとても美しい

便利さ、効率なんぞと引き換えにするには、あまりにも惜しい


講義部屋を見たあと、ふと上を見上げる

大きな木と限りなく青い空

講義部屋は本当に小さな部屋だけど

この木や空を見上げていれば、志が高くなるのではないか、と感じた


10時前小春窯さんへ向かう

藤村進先生が工房の前まで出て出迎えて頂く

案内して頂き工房奥へ

なかなかにカオスな工房 (後述)


準備をして頂き、体験なのだけれど

手びねりでお願いしていたのに、何故か轆轤を強く勧められるので

それでは、と轆轤に変更

萩土の轆轤は自信無いなぁ


いろいろとお話をして頂きながら轆轤

土はかなーり砂が多い

ゴム手をはめて挽くことに。吃驚


相変わらず挽けねー

でも以前よりは少ーーーーしだけ、まし、かな ?


最近の萩焼は茶陶からみやげ物に

原価の話

美濃


真っ白い藁灰釉を作るのは大変だった

だけど今では大きいポリバケツに一杯作るのに

たったの1日 ! で出来る、のだとか


売れ過ぎると同業者からクレームがくる


青萩は白萩を高温で焼いたもの


小春先生は現在御身体を悪くされて作られていない

(前述した工房がカオスな状態というのも

とてもそこまで手が廻らないからだと思います)


藤村小春先生が漫画「緋が走る」のモデル

ジェット窯の名称は漫画から譲ってもらった


1日あれば本焼きまで出来る


進先生が焼き物を始められたのは40歳の時

小春先生はほとんど教えてくれなかったとか


まず売ること

売らなければ良くならない


萩焼は朝鮮の器が元

雑器で大量生産のものが元

それを日本人の感性が美しいととらえた


(元々大量生産のもの)なので

轆轤目や茶溜りなどは、ゆっくり丁寧に作っても

良いものは出来にくい

手早く作ったから(轆轤目や茶溜りは)ああいう風に出来ている


職人が使う人のことを想って、手早く作るから

癒される良いものが出来る


早くするほうが、雑でも面白いものが出来るし

またいろいろと分かる


轆轤を挽く時は、固さや滑り具合 (水の量)を

土から感じながら挽く

むやみに力を入れる必要は無い


高いものに作れば、土は喜ぶのか ?

と仲間とお話される


2時間半ほどで3つ

というか大半は教えて頂きながら

芯出しと土殺しの練習をさせて頂きました

萩の土難い

誰です? いま腕って言ったのは ?  笑


少し作品を見せて頂く

やはり良し悪しは使わなければ分かるようにはならない、との事

ぐい呑み3つをチョイス


さて体験で作ったものを焼いて頂こうとすると

面白い出来ではないので、焼きたくない、と

えーーー、そんなあ

何とかお願いして、1つだけ焼いて頂くことに


で、お支払い

なんだけど、いくらでもいいよという感じで

値段を自分で決めて、と

え!? 如何しよう!?

暫し考え

ぐい呑み3つ(内2つは各2000円で1つは値札なし)と

体験が2時間半で2000円(1時間が800円)

それと焼成が1000円やから・・・

それでは1万円でとお支払いすると

5000円でいいよ、とお釣りをくださる

え!! いや、それではあまりにも、と

何とか8000円だけ受け取って頂く

5000円では安過ぎです


うどんでも食べていって、と勧めて下さるも

午後からは人丸窯さんでの体験をお願いしているので

お気持ちだけ有り難く御馳走になりお暇をする


藤村先生ありがとうございました

あ、焼成は10月の予定

楽しみです


それにしても頂いた青萩

色が堪らん



(以上13日から14日のお昼にかけて

画像は小春窯さんで頂いた青萩と白萩)