平清水 青龍窯

hirunesai2011-08-13

朝、駅の自販機でジュースを買う

金は取られたが、ジュースが出てこねぇ

チョ、朝っぱらから〜

駅員さんに伺うと、先日も同じようなことがあったとか

管理会社に電話してみた

なんか現金書留で送ってくれるらしい。150円を ?

まあ、いちいち現場に人を行かせていたら、効率悪過ぎるわな

後から確認したらええんやし


さてと、気分を取り直して山形へ

7時前に南福島で乗車

夏草が繁茂しきっている

冬の真っ白な雪景色が嘘のようだ

でも、同じ真っ白でも東北女性の真っ白な肌と

夏の日差しの相性は、好い 笑

などと、アホなことを考えているうち

9時前に山形駅に到着


駅の観光案内所で観光客用のレンタサイクルを申し込む

なんと、無料ですよ !

100円バスも周ってるし、観光客には嬉しいですね

あとは、100円バスの何台かが

平清水に行くようになれば、完璧だな。個人的には


暑いけど、空気は カラッ としている

30分ほどで平清水に到着

10時前に青龍窯さんに


準備が整うまでギャラリーで拝見

その後案内されて縁側へ

縁側に台が置かれていて、そこが体験場所になっている

好い雰囲気です

大人数は無理だけど、グループで楽しくできそうな感じです

教えて下さるのは丹羽良知先生のお孫さん

物腰が落ち着いているのでもう少し上の年齢かと思いましたが

まだ20代半ばだそうです

窯元さんの御孫さんなので、小さな時からろくろを・・

触ってない、そうです  笑

轆轤などはそれぞれ職人さんの場所が決まっていて

近寄りがたいものがあったから、とのこと

その代わりといいますか、東北芸工大で確りと学ばれ

芸工大を卒業

現在に至る、です

(余談になりますが、大学の方が中学よりも近いのだそうです)

活動的に目指されているのは、職人寄りの作家さん

食器を中心に作っていきたい、とのこと


さて、平清水の土ですが、石物になるのだそうです

石物ですが、多少の吸水性はあるのでは、とのことです

各窯元でそれぞれ何種類かの平清水の土をブレンドしているそうです

うーん、確かに4年前のお盆に体験で触らせてもらった

七右衛門窯さんの土とは違う

採れる場所によって、鉄分の量も全然違うのだそう


残雪釉

残雪釉の焼き上がりは大きく分けると3パターン

窯の場所などによって変わってくるそう

もちろん、詰め方なども影響します

青味掛かったもの、結晶化したもの

どれもそれぞれきれいです

控えめながら、品の良さが漂う美しい釉です


青龍窯さんも昔は登り窯を焚かれていたそうですが

住宅地が増えたので・・

どこも事情は一緒ですね

現在はガス窯で焚かれています


アート

大学時代、大きなアート作品を作ろうと思ったけど

出来なくて断念された


アート 2

芸工大は開校20年くらいなので

卒業生も30,40代の作家さんが多く

作家仲間同士でのアート議論も盛り上がるのだとか

ただ横文字が多すぎて

たま〜に、分からないこともあるそうです

大事なのは議論じゃなくて、作品っす

頑張って下さい、先生 !


陶芸教室

大学の陶芸教室で教えられているそうです

最近、教室に来られる方は、若い方が多いのだとか

うむ、好い傾向ですね


平成生まれ

芸工大の学生もほぼ平成生まれ


山形の若者

山形の若者は仙台に行く

山形で高い駐車場代を払うなら

さっさと仙台に行く方が安上がり

むむむ、頑張れ山形 !


梨青磁

梨青磁の土は少し鉄分が多目


さてさて、土が良くて

(そこそこ延びるし、腰もある)

思ったより、あっさりと薄目に出来上がる

それでも、多少高台が重かったかな

まあ、いつもの事

実力すなぁ


2時間ほどで2つ出来上がり

体験で選べる釉薬は6種類です

白、黒、緑、トルコ(かな ?)、濃いグレイ(かな ?)

それと黄土色掛かった茶色のような色 (伝わるのかな ?)

1つを白で、もう1つを黄土色掛かった茶色でお願いしました

楽しみです


ちなみに白は残念ながら残雪釉ではありません

理由は残雪釉は還元焼成だから

体験の作品を還元で焼くと、とくに子供達の作品の中で

へたってしまうものが出てくるから、なのだそうです

それなので体験作品は酸化焼成

うーん、難しいものですね

あ、でも、体験の白も落ち着いた感じで好い白ですよ


体験後、再びギャラリーを拝見

丹羽良知先生の作品は流石 !

ちょっと予算の関係で手が出せませんでしたが

流石 ! です

綺麗だし、迫力もある

残雪の大振りな作品も良いです


梨青磁の刷毛目の湯呑み

外の刷毛目と見込みにたっぷりの釉薬が好い感じ

残雪釉のぐい呑み

もう、見込みの白に一目惚れ (山形だけに・・)

もう一つは鴬林窯さんの小皿

全体に白い釉、その上に緑釉で渦が描いてあります

の3つを頂く

湯呑みが1470円、ぐい呑みが2100円、小皿が800円でした

締めて4400円程

リーズァナボォーです


あ、体験料体験料

粘土 1kgで

大人が1800円、子供が1500円です (焼成費込み、送料別)

定休日は年末年始と土曜日です

うん!? 土曜日??

実は無理を聞いて頂いてお休みの土曜日に体験をさせて頂きました

ありがとうございます


青龍窯さんありがとうございました


さて、青龍窯さんをお暇して再び山形駅

エスパルの酒蔵澤正宗さんで海鮮丼を頂く

うまい!!

これが1000円て安過ぎざます

普通に1600,1700円言われるレヴェル

満足じゃぁ〜

その後デザートにゆべしを買い食い

やっぱ、ゆべしよねぇ〜

そして仙台へ


1時間と少し、15時前には仙台

取り合えずお目当ての松笠風鈴を求めて

しまぬきこけしさんの本店へ

1つだけあったけど、それは5200円

むぅ

在庫はこの1つだけとか・・

むぅ

仕方ないので諦めて

取り合えず、予約していたカプホにin

夕方前にも拘らず、入り口には既に

カプセル満室、の張り紙が

予約しといて大正解だった


荷物の整理をして、一っ風呂

再び松笠風鈴を求めて、今度はしまぬきこけしさんのエスパル店へ

こちらは、一つも無い

店員さんにお伺いすると、震災の影響だそう・・

むぅ、それは仕方なし

今回は諦めるです


気ぃを取り直して、お次の目的地大河原へ

おおがわら夏まつり・花火大会

震災で企業さんも大変なのに

今年は例年より多くの協賛金が集まったとか

すごいっす、大河原の企業さん !


今年の花火は、震災で亡くなられた方々の鎮魂の意も込めて

とのことなので、余所もんのオイラは控えめに

仮設おトイレの傍で見させて頂く事にした

んだが、花火が始まってみると

目っ茶かぶりつきの場所だった

風向きによっては、打ち上げられた花火のごみが降ってくる

いやはや、慣れない事は・・・苦笑

まあでも、地元の人はあまりトイレの傍には来ないので

結局そのまま最後まで、その場所で花火の写真撮影をさせて頂く

お陰様で綺麗な花火の写真が撮れました


その後は仙台へ戻って、吉牛でディナー

カプホに戻り、もう一度風呂に入ってお休みなさいませ