イメージだけで

TPP

相変わらず農業vs他産業の構図でやり過ごそうとしているのな

農業だけではなく、保険・金融その他諸々も食い物にしてやろうと

虎視眈々と狙われているのにね


多分ほとんどの人が、TPPに参加すれば

物と人が自由に行き来できるようになって

ビジネスチャンスが増える

で、何故か、ビジネスチャンスが増える=儲かる

みたいな貧弱なイメージを抱いている、くらいにしか見えないな


アメリカのTPP参加の一番の狙いは国内雇用増の為の輸出市場の拡大

その為に市場規模の比較的大きな日本を引っ張り込みたい

(アメリカを除く参加8ヵ国の市場規模は極端に小さい)

また他の参加8国ヵも日本が参加するのなら

日本の市場に食い込むことが大きな狙いとなってくる


要するに

TPPは各製品項目ごとに細かく取り決めを行わなければならないので

日本が参加を決めてから、蓋を開けてみるとそれぞれの製品項目において

日本vs参加9ヵ国による交渉合戦、取り決め合戦

という色合いが濃くなってしまう

現日本政府や自分の利益しか考えない現経済界の方達の現在の交渉力で

本当に日本に有利な、若しくはメリットのある取り決めができるものか

甚だに疑問

毎度の如く、経済界の利益は確りと考えるけども

日本の国益なんぞ端っから頭の片隅にもない

そんな感じ


もう一つ、心配なのは

どさくさに紛れて外国人労働者に対する規制を

緩々にしてしまうのでわないか ? ということ


結局TPPに参加したー

大企業や上の人間だけいい目を見たー

政治家や官僚もうまー

日本人労働者は外国人労働者に職を奪われたー

今以上に賃金買い叩かれたー

当然国内消費も冷え込んだー

売れるのは外国産の安いものばかりー

国内諸産業あいたたたー

とか、なりそう

悲観過ぎかな ?  笑


だけど、取り合えず

参加すれば儲かる

参加しなけりゃ儲けそこなう

という‘イメージだけで賛成している人’は

よく考えてね

・・・

まあ、言われて考える人は

言われなくても

端っから考えてるんだろうけど  笑