ピタリと

昨日いつも行く風呂屋で、兄弟2人が水の掛け合いをしていた

お兄ちゃんの方は高学年かな。弟の方は低〜中学年

親は見当たらない

多分外のソファーに座っていた2人の女性がそう

母親と祖母


楽しそうに水を掛け合うのはいいんだけど

散る

オイラにゃ冷たい

ィラ

少し我慢していたが一言「冷てぇ」

もちろん怒鳴ったり、声を荒げたりはしない

お兄ちゃんの方は流石に止めようとしたが

弟の方は楽しくって仕方がないのでお兄ちゃんの言葉を聞かない

まあ気持ちは分かるわな

お兄ちゃんも一時は止めないと、と思ったものの

そこはそれ、まだ子供、弟に釣られて自分も‘楽しい’が先に立つ


冷水の掛け合いが再開される

そしてまたもやオイラに冷たい水が

ィラ

「おい、周りに掛からんようにせえ」

二度目の注意だったので最初の おい は強めになったが

後は普通の口調で

お兄ちゃんが、サッと弟の方に行き「しゃがんでせえ言うたろー」

弟は子供特有の怒られた後の苦笑いを浮かべつつも

しゃがんで水浴びを続ける


で、程なく2人の兄弟は出て行ったんだけど

注意する時、元気のよさは褒めてやった方が良かったかな ?

元気なのは良いが、周りに気を配りなさい にすべきだったか ?

褒める時はピタリと。叱る時は三分はずして、短く

とは、なかなかにいかない