幸せの国

現在ブータンワンチュク国王とジツェン・ぺマ王妃が

来日されている

国王は端正なお顔立ちで優しそうな御方

タイでは写真集も発売されているとか

ジツェン王妃は控えめな雰囲気でお美しい

王妃が7歳の頃に当時17歳だった国王から

「大人になって独身であったら結婚しよう」

と、プロポーズされたのだとか

ロマンスですね


ブータンといえば幸せの国

国民総幸福量が有名

しかしながら地理的にはインドと中国に挟まれ

なかなかに難しい問題を抱えている

難しいというかとんでもない問題

中国に領土を約2割も侵略されてしまったのです

(まーた中国か)


1998年に両国で国境が確定

にも拘らず中国が2000年代に入ってから

ブータン領内に道路を敷設したり、小屋を建てたりと勝手な振る舞い

ブータン側の度重なる抗議に対しても、中国側は

一歩も譲れない、と突っぱねる

結局、2006年にブータン政府が新国境を発表

国土の2割弱が中国に奪われる形に


それでもブータンは大丈夫なのではないかな

ニュースでの国王夫妻の緒姿を見て、そう感じた

国王は一見お優しそうだが

時折見られる王妃の信頼された国王への眼差し

控えめながらも芯のお強そうな王妃が厚く信頼されている

そのような国王はお優しいだけではなく

とてもお強い方なのだと感じられたから

今の日本の薄っぺらーい優しさではなく

本物の優しさをお持ちだと感じられたから