初窯 !

hirunesai2012-03-18

マンガ喫茶に入ったが

全然眠さを感じない

昨日は結局

3時間の仮眠だけだというのに

まあ うだうだ考えても、とキングダムを読む


いいなあキングダム と3〜8巻を読み耽る

と・・気が付けば、5時過ぎ

やべっ。流石にもう少し寝とかないと、今日は体力いるやろうし

と、相変わらず眠気は無いが、取り敢えず横になる

まあ、体だけでも少しは休まるやろうと考えたのだが

興奮の為か全く寝付けない

結局1時間ほど寝て、目覚める

もう観念して、キングダム 9巻を読む


8時半頃マンガ喫茶を出て信楽

30分ほどで信楽に着く

まずはお金を下ろさんな と銀行に行くも

ATMやってねーー

うそーーーん

まじでか  orz

仕方ないのでスーパーのATMで下ろす

ほんまにまじでか


9時40分過ぎ、滋賀県立陶芸の森へ

そう、本日は3月の4日に作ったミニ窯で初焼成を行うのです

ふんす

ここで乾燥のち焼成済みの自作ミニ窯と再開


一応10時からなのですが

皆バラバラに来られるので、来た方から始めて下さい とのこと

という事で、開始

の前に、一度、本焼きしたものを、今日ニ度焼きをしてもよいのか伺うと

OKとのこと

やった

二度焼きすんのは2つ。2つとも以前に夢幻庵さんで焼成して頂いたもの

市販の古信楽土と備前の山土のもの


まずはセッティングから

レンガを3つ置きその上に棚板を乗せる

棚板の上にもう一つレンガを置いて (これは作った窯の形によりけりです)

その上にミニ窯

次にロストルの代わりとなる金網を切り、窯内に

そして目土を付けて窯詰めです

これでセッティング完了


焼成

種火となる、熾した炭を適量(3〜4つくらいかな ?)焼成室に入れる

その上に炭を焼成室一杯になるまで入れる

準備が出来たら送風口からドライヤーのcoldで送風開始

オイラは種火の炭が少なくて、後から先生に足してもらいました


基本的にはこの後、温度の上昇とともに

したすら炭の投入をすることになります


で、オイラ

なかなか温度が上がらない

先生が炭を細かくするようアドヴァイスを下さり

その指示通りにする

多少温度が上昇してくる


その後暫く順調に推移していたが

しかしまた、温度が横這い気味になってしまう

そこで今度は先生が棚板の破片を1枚棚板の下(煙突の下辺り)に挟み込み

実質、煙突の高さが高くなるようにして下さる

再び温度上昇に転じる


棚板の欠片が配られる

何に使うんだろう ? と思っていると、煙突の調整用とのこと

なるほど


作品を出し入れする蓋の隙間から中の様子を伺いつつ

したすら炭の投入

楽しい


先生に温度がどのくらいになっているのか伺う

1000℃越えくらいとのこと

これは・・・引っぱらねば  笑

温度を上げないように暫く引っぱる


偶に炭投入時に火の粉が舞う

服に穴が開く  笑


昼前に先生のチェック

1200℃くらいとのこと


軍手に穴が開く

熱っっっち

次のときは軍手の予備を持っておかねば


隣で焚かれている方の作品を引き出し

なかなか渋い色味


他の参加者さんで以前岡山にいらした方と少しお話


昼食などガン無視でしたすら炭入れ

楽しい


先生方や他の参加者さんのアドヴァイスや御指示でなんとか

ここまで順調に来られた。ここで仕上げだ !

昨日ホーセンで買った備長炭を投入

(なにやらネットで見て回ると、このミニ窯をつくろう ! に

 以前参加された方が 慣れた方は自前で追加分の炭を用意していた

 とブログに書かれていたり

 この講座を受けられた方ではないですが、ミニ窯焼成をされた方が

 備長炭の方がビードロの色が良い色になる‘気がする’などと

 書かれていたので、オイラも備長炭を追加分として用意しておいた

 もちろん、自腹)


備長炭を投入すると

ぅぉおおおぉぉぉぅうおおおーー

バチ パチ という炭の爆ぜる音ともに

煙突や蓋の隙間から火の粉が一斉に噴き出す

煙突からの火の粉は1mほどにも達する

すっっっげーー

楽しいーーーー  笑

先生のお話だと、この講座の炭はオガ備長炭だそうです

これは安全性を考慮されてオガ備長炭を使われているとのことです

オガ炭だと火の粉が噴き出すということは稀なのだそうです

あと余談ですが備長炭ではなくても普通の炭なら

(マングローブ炭などでも)火の粉が噴き出すのだとか


ただ備長炭は火の勢いがあり過ぎるのか

煙突のとこまで炭の小片が飛んできている


備長炭の火の粉で大くべ気分(あくまで、気分ですよ、気分)を満喫しながら

隙間から中の様子を伺いつつ

取り敢えず口辺の炭の小片 ? 灰 ?が融けた ? 取れて落ちた ? かして

無くなったのを確認

もう少し炭をくべる

頃合を決めて炭の投入を止め、ドライヤーの送風のみに切り替える

追い焚きにならんやろか ? ・・・無理か  笑


暫く温度が下がるのを待つ


先生が蓋を開け作品を取り出す


おおおおおおおお

取り敢えず、割れたりはしていない

熾きが思ったより後ろまで来ている

あと、器の中が炭の小片で一杯   笑

・・・さて

焼き上がりは・・・

おおおおおおお

やったーーーーーー

灰いっぱい

熾きが融けたものやら、ビードロも !!

しかも緑のビードロだけではなく

少し青みの強いビードロも !!!

ぃいっっっっやっっっほーーーーーーい

すっげー

もちろんアドヴァイス、御指示を頂戴しながらだけど

これを自分で焼いたのかあ、もう素直に感動感激

うれしい


結局、正確に時間は見ていないけど4時間ほど焚いたのかな

いやー、楽しかった


あとは後片付けをしつつ窯を冷ます

ここでアクシデント

窯を半ば強制的に冷まして、今日岡山に連れ帰るつもりだったんだけど

ロストル代わりの金網が引っ付いて取れず

その下の熾きが処理できない

暫く頑張ったけどダメ

なので、諦めて再来週末にもう一度取りに伺う段取りに

変更して頂き、陶芸の森を出る


先生方、参加者の皆様ありがとうございました

とっても楽しかったです


(旧暦二月二十六日)