13時過ぎ鷹取閑山先生の
御自宅の工房へ
本日より 3日間
小橋順明先生の窯出し展示です
まあ、大丈夫だろう と、事前連絡無しで工房を覗いてみる
やべ、誰もいらっしゃらない
慌てて小橋先生に電話
隣りの部屋で休憩されていました
皆さん失礼の無いように事前連絡はきちんとしましょうね
ずびばぜん゛でじだ
挨拶をすませて拝見です
今回の窯は食器が大分多いですとのこと
特にカップ類、ビアマグなどがたくさん
らしい薄作りのものも多くありました
先日澁田先生に伺った湿気対策のラップ
小橋先生の今回の窯焚きでは梅雨時ということもあり
少し多めに施されたとか
勿論、燃やしても安全なラップを使用されているそうですよ
因みに緋襷の藁をセロテープで留めるというのもあるのですが
それをすると緋襷がキチッと出過ぎたり
煮えたようになったりして、ふわっと出ないのだそうです
個人のブログは削除しました
黙っていた方がいいタイプなので
食器類は結構売れるのだそうです
オイラの個人的な好みが酒器なので少しイメージと開きがあるのですが
備前焼にとっては良いことですよね
日々それだけ使って頂けるのですから
備前焼も茶人に取り上げられるまでは雑器だったのですし
来年は澁田先生らとフランスに行き窖窯の予定
英語はオイラと同じレヴェル
・・・残念
今回窯変の取れる所はほぼ焼酎カップ !
何故に ? 笑
ちゅーこって窯変の焼酎カップがいっぱいありますよ
自分使い、プレゼントに
お値段もお手頃ですよ
2月の天満屋さんでの個展が好評だったそうです
細工物もほとんど貰われていかれたとか
薪代 1束280円
備前焼は高い ! というイメージがあるけれど
実際は他の産地ほどの価格の上下の差があるわけではない
下限が高いので高く感じるわけですね
なるほどです
本日は 5つ頂きました
灰被りの焼酎カップで抜けに緋色が出たもの。水を含むと緋色が鮮やか
小振りなビアマグ。片側に黄、茶の胡麻もう片側が炭桟切りで渋目の焼け
2度焼きの湯呑み2種。桟切りと渋目の胡麻がたっぷりで金彩も
結構石が融けてます
四角の小皿。黄胡麻たっぷりで中に四角の抜けと緋襷、藁の白胡麻も
おまけをして頂いて 5つで10000円也 !
すみません、ありがとうございます
支払いの後、棚にあった閑山先生作の高砂の人形と女雛を見せて頂く
人形って不思議ですよねぇ
写実的なリアルさがあれば良いのか、といえばそういう訳でもなく
リアルさが人形から滲んでいないといけない
内に潜んでいなければいけない
雰囲気を纏っていないと何も感じられない
小橋先生曰く、細工物に特有のものです、と
小橋先生、ありがとうございました
あ、次窯は来年 1月の予定だそうです