日付変わって
遅勤終了ーーー
帰宅ーーーーー
じゃなくて
そのあんよで、勝山へ
勝山町並み・体験クラフト市で体験をさせて頂きに
勝山の町並み保存地区を中心に
様々なワークショップが開催されるという
目っ茶楽しそうなイベント
にゃんと、19個ものワークショップ ! が催されるのですぞ
こんな楽し気なイベントをオイラに内緒で開こうったって
そうはいきませんよ !
予定では着勝山が 2.5〜3時間くらいかかると踏み踏みしていたんだけど
2時間弱で到着
ちょっと早過ぎるからと立ち読みで時間稼ぎをしたのにもかかわらず
3時過ぎに着勝山
うーん、あんまし眠くないしのぉ
!
せや、湯原行こぉ
ということで、急遽湯原入り
砂湯は何年振りやろな、 2度目ですけどね
砂湯のぬる湯に浸かる事、2時間 笑
だって、車に戻っても寒いし
元々長湯は嫌いではないし
勝山にターン、も
途中で眠気に勝てず川沿いの待避スペースで仮眠す
1時間ちょっとばかし経った頃
コンコンコンとドアを叩く音
・・・・何やねん、もう
と思ったらお巡りさん
え゛ぇ゛ー・・職質とか・・何年振りやねん
つか待避スペースで 1時間ちょっとの仮眠で職質て
勘弁してけれ
で、職質も終わってもう少し休もうと横になるも、もう寝られない
シートでごろごろしていると
・・・・
対岸にパト 笑
ちょぉぉお、張られてるぅぅうう !!!
そこに痺れる憧れるぅぅううう !!!
わけもなく 笑
いい加減にしろ
20分くらい張られてたわ 笑
感じは悪いが、あちらさんもお仕事と
さっさと気持ちを切り替え、中国勝山駅の観光駐車場に P
少し時間潰しに散策しながら、ギャラリー稲田さんへ
本日こちらのギャラリーでは
こけ玉づくりと竹細工のワークショップが行われます
オイラが体験させてもらうのは竹細工
パンフレットの四海波籠を見て
こんな美しい籠を作られる方に教えて頂けるなんて
目茶目茶ラッキーや ! と、即決でした
この四海波籠を見ていなかったら、多分
今日勝山にはお邪魔していなかったと思います
先生は平松竹細工店の平松幸夫さん
元々は早島町の御出身で勝山竹細工の職人さんに竹細工を習う為に
勝山へ移られたそうです
習い始めて10年少しになられるとの事
繊細な部分をお持ちだけど、確りと芯を秘めている
出来すぎた話ですが、本当に竹のような方で
こんな方がこの美しく貴重な技術を引き継いで下さったのが
有り難く、そして大変に喜ばしいです
勝山の竹細工は皮の青い部分も使うので
使い始めは青皮と白のコントラスト
使用していくことにより、やがて飴色になるので
月日が経つと、今度は飴色のグラデーションが楽しめます
10時過ぎに一斉スタート
竹ひごは先生が用意して下さったものを使用します
それから始めに作る底の部分はちょっと難しいので
先生が予め作ってくれたものを使用いたします
では、作り方
・・・は、割愛させて頂きまっす
無理です、文章のみで説明するのは
先生の説明を聞き、実演を見て一生懸命にやるのですが
難しい
先生が簡単そうにされていることが、出来ない
それでも、先生に結構 ( 可也 ? ) 手伝って頂きながら
なんとか 2時間程で完成 !
素直に嬉しい、我ながら上出来
顔を近づけると竹の清々しい香りがする
少し小振りで高さもちょっと出ませんでしたが
形も良いし、目が詰まって丈夫そうとのフォローも頂きました
そういえば、結城紬のいざり機体験でも
似たようなことを言われた気が 笑
高さが出なかった理由を質問すると
きちんと、押さえていなかったから とのこと
やるべきことをきちんとしていなかったから
然もありなん、ですね
節をどこの位置に納めるか
結び目の締め方、竹の重なり具合、手の使い方、力加減
ちょっとしたことですが、それらを一つひとつきちんとされているから
あの美しい籠になるんですよねえ
体験料 2000円を払い、少し先生の作品を拝見
自然の美しい竹が、先生の手仕事によって新たな美しさを得た作品
綺麗ですよ
ギャラリーをお暇し、次のワークショップが始まる14時まで
散策することに、もちろんカメラを手に
のれんのかかる町並み
なかなかに雰囲気よく素敵な町並みです
タルマーリーというパン屋さんでパンを買い、歩きながら頂く
おいしい
ホワイトチョコとカシューナッツのパンとはちみつを使ったピタ
おいしい
自家製天然酵母の拘りのパン
普通のメーカー製のパンよりも、ちょっとお高めだけど
味わい的にはまったくお高くないです
あ ! それからタルマーリーさんは今回の勝山町並み・体験クラフト市の
ワークショップにも参加されています
パンづくりワークショップ
女性の方には嬉しいワークショップなのではないでしょうか
男のオイラにはちょっとあれですが、と言いつつも
先程の竹細工体験の参加者で男はオイラ一人だった、ということは
内緒 笑
男性の参加者は少ないのだそうです
どうしてだろう ? 楽しいのに
散策を満喫した後、再びギャラリー稲田さんに戻り
平松さんが作られた水切り用の籠を頂戴する。3600円
水仕事向けに総べて表皮の部分の竹ひごで作られたものです
真ん中部分と端の部分でのひごの幅の違いや
格子の曲線の反射加減で竹の表情が変化し
木漏れ日の当たる青竹を眺めているような美しさがあります
まず大丈夫ですが、半年ほど寝かせておいて下されば
カビがくることはありません、とのお話でしたので
半年ほどは撫でたり眺めたりして楽しみ
来年夏に本格デビューです
この籠にうどんをのせて食べると、それだけでおいしさが増しそう
14時前。次のワークショップへ
maison de La crie さんの革細工の体験です
先生は宮本祐樹さん
挨拶を済ませ、早速に体験です
普段、革製品とは縁がないのもあって
( 持っている革製品はベルトくらいかな ) なんとなーく
難しくはないやろ、とか思っていたのですが・・・
orz
すみません私奴が間違っておりました
体験の手順としては
1 ゴム糊を塗ります
2 糊を塗った部分を張り合わせます
3 内側になる部分とコバ ( 裁断面 ) に CMCを塗り革を磨きます
4 刻印を押します
5 印を付けてある所に穴を開けます
6 カシメで留めます
といった流れで
作業自体はそんなに難しいことをするわけではないのです
が、
中々に出来ない
ゴム糊ひとつ満足に塗れない
カシメ留めの力加減も力任せ過ぎ
本当に作業自体は打つ、塗る、磨くなのですが
自分が思っているほどに上手くは出来ない
もちろん初めてということもありますが
それにしても、出来ない
先生のお話だと、先生がある程度納得して革が切れるようになられたのが
5年
5年経ってから !
毎日切って 5年 ! だったそうです
先生御自身も習い始める前は
そんなに難しくはない、と思われていたそうですが
いざ習い始めてみると、出来ることが何もなかった、そうです
午前中の竹細工もそうですが
シンプルな技術なので教えて頂ければ取り合えずに出来るのですが
ただ単に出来る、ことと
職人として出来る、の差を、言葉は悪いのですが
思い知らされました
本当に良い勉強、良い体験をさせて頂きました
ありがとうございます
まあ、作業の出来る出来ないはありますが
そこは先生がきちんとして下さいますので御安心下さい
私奴もなんとか完成させることが出来ました
しかもなんと虎目ですよ、虎目 !
自然のものなので体験を受けるタイミングで、だそうです
好みの問題なので敬遠される方も居られるそうですが
オイラ的にはばっちりです
あ、今回の体験の説明でもう少し
今回教えて頂いたのはコインケースです
で、このコインケース、縫いません
なんか個人的な漠然としたイメージなのですが
革って縫うもの、という勝手なイメージを持っていたので
ちょっと衝撃でした
竹細工の他にもワークショップを受けようと
La crie さんの HPを拝見したときのことです
え !? 縫わなくて良いの ?
パンフレットによると
これは宮本さんの
「できるだけさわらない=シンプル」
「できるだけ縫わない=丈夫」
という作品へのスタイル、理念によるものだそうです
できるだけさわらない、できるだけ縫わない
シンプルで丈夫なレザーアイテム
体験料 3000円を支払って La crie さんをお暇
因みに平松竹細工店さんも maison de La crie さんも
通常で体験を行われているようです
興味のある方は是非とも
バタバタと急いで新庄村へ
野土路の水を汲みに
日が暮れる前に水を汲んでおきたい
野土路の水は今回初めてだけど、なかなかによいお水とのこと
なんとか ( つか、ちょっと道草食ってた ) 16時頃到着
水汲み場にはちゃんと漏斗と柄杓を用意して下さっているので
それをお借りして水汲み
水温が低いので周辺より一段と冷える
汲み終えたばかりのお水をペットボトルに移して飲む
お ! 中々おいしい !
えぐ味が少なく、少し甘味を感じる
なんか、大腸菌も 0 なのだとか、珍しい
16時半過ぎ水汲み場を後に、帰路につく
勝山の町並み保存地区って、今回初めてのお邪魔だったけど
とても素敵なところ
そういう機会は滅多とないけど
もし、他県の人に、岡山のお勧めって何処 ? と尋ねられたら
多分岡山市はスルーして
湯原で砂湯に入って、勝山でのんびり体験や散策を楽しむといいよ
と、答えます
ガチで
画像は水切り用の籠と竹の菜箸
それから体験で作った四海波籠です