家を出てから40分ほど
コンベックス岡山に到着
現在開催中の大陶磁器スタジアム in コンベックス岡山を見に
つっても一番のお目当ては焼き物ではない
珍しい 笑
うろうろと陶磁器を見ながらお目当てのブースへ
82番ブースの牛窓の仕事工房
「うしまど引き手箱」なるものが展示されている
この手箱の製作者は小家弘誠さんという方で
残念ながらブースには居られなかったので
代わりにブースにいらっしゃった方に簡単な説明などを伺う
牛窓はその昔海運と木造船の町として栄えていたのだが
残念ながら現在は商業的木造船業は行われていない
この木造船の船底を作る為の鋸ずり技法や
曲げ木という木を曲げる技法を受け継ぎ
その技法を活用した木工作品を作られているのだそう
中々に貴重な技法です
頂いた説明書きによると、原木を10年以上自然乾燥し
製作期間は 1年程度で四季を通じて調整しながら
製作しておられるのだとか
現に目の前の製作途中の手箱が、会場の湿気による微妙な狂いで
引き出しが開かなくなってしまっている
きちんと完成するまでには、四季の変化に応じた
本当に微妙な調整をなされるのでしょう
凄い手仕事です
最近棚作りで木の美しさに魅かれているオイラは興味津々
機会があればもっといろいろじっくりと拝見したいです
さて、お目当てのものは済んだので
後は気楽に焼き物をうろうろ見て廻る
なぜ気楽か
今日は絶対に買わない、と決めているから 笑
予算的にね 苦笑
そんな中一軒のよさ気な窯元さんを発見 !
栖雲窯さんという窯元さん
枇杷色の綺麗なお茶盌
ほんのりと現れた御本
美しい
見入っていると栖雲窯の奥様が声を掛けて下さる
( 御主人で作り手の都野栖雲先生は御不在でした、残念なり )
奥様もこのお茶盌をとても気に入っていらっしゃるのだとか
窯の神様からの贈り物、と嬉しそうに話される
その御様子から奥様も作品をとても大切に思われていることが伝わって来る
土にもとても拘られている御様子だし、窯も薪窯
うううぅぅぅぅ
危うくぐい呑みを買いたくなるのを、ぐっ と我慢 笑
本当に後先考えずに買うところだった
あのちょっと青の出たぐい呑みがもうひと回り大きければ・・・
もうちょっとで諭吉さんに別れを告げるところだった
本当に危ない
まあ、正直申しますとね
今日なんとか我慢が出来たのは、次に萩に行く時に
‘ 絶対、お邪魔させて頂く ’ と心に誓ったから
なんですけどね 大笑
いや、本当にね、それくらいいいと思える焼き物なのですよ
土の感じ、釉薬の色味・・・
で、なんとかかんとか ‘ 手ぶら ’ で全ブースを見て廻り
椅子に腰掛けて休憩
そういや当日券 ( 500円 ) を買ったときに抽選券と
器コンテスト ― 作り手さんがこのコンテストに出品された作品の中から
自分の気に入ったものを選び、その作り手さんに投票。
抽選で自分が投票した作り手さんのコンテスト作品が当たるかも―
用の投票用紙を頂いたことを思い出したので抽選場所に
抽選券を渡しそそくさと引く
先は黄色
・・黄色かあ、ま、大したものではないな・・
などと考えていると、抽選受付の女の子が
えーと、黄色は・・銀賞ですね !
え?!?! 銀賞 ?!?! 黄色なのに ?!?!?!
どうせ当たりっこないと高を括っていたので
賞品もちゃんと見ていない
銀賞ってなんだったっけ ? ・・・
ぉお、宿泊ご優待券 ! これは年末年始に丁度良いではないですか !
( あ、毎日先着1000名の人が貰える備前焼 3寸皿頂きました )
その後、器コンテストの投票を済ませ
宿泊ご優待券をチラ見
にゃににゃに、九州と山口の宿か・・ふむふむ
こりゃあ年末年始は何年か振りに
北陸で寒鰤でも食らうかあ、とか考えていたけど
九州か萩に変更かあ ? あーん ? とにやにやしていると・・・
・・・ おい
おい
なんだよこの漢字四文字は
‘ 平日限定 ’ て orz
無理ゲー過ぎやわ
一部、休前日OKな宿もあるけど追加料金必須
なんか俺的に、使い辛い気がしているのですが・・・
誰かにプレゼントするか・・それとも有給強奪か・・
じゃっどん、申し込みの締切日は 1月6日までなんだよねぇ
なんか、銀賞やなくていいから、オイラ的には
山口や九州の物産品とかの方が良かったような気がするのですが
以前に某窯元さんで体験後に抽選があって
特賞で〜す、と特賞が当たったんだけど
その特賞というのが大皿で
ぅぅぅぅ、オイラ的にまったけ使いません・・
しかも荷物一杯 + 大皿で泣きそうですぅ・・・
みたいなことがあったのを思い出したよ
忘れたよ・・辛い思い出だょ
会場内で売っていた天むすを買い、外へ
100均等で買い物を済ませ
久方振りにアミーゴに
ミナミヌマエビ 2匹を購入
帰宅後水合わせをして
以前熱帯魚を飼っていた水と底砂の入ったガラス容器へ
3年半放ったらかしにしていたから
容器内の半分弱に藻が溜まっている・・・笑
まあエビやからいいでしょ
夕方から 2時間程、棚作りの続き
全然進まねぇ 笑
少しバタバタ感はあったけど
結構楽しい 1日でした
それにしても、焼き物はやっぱり現物を見ないとなあ