十二窯さん作品 !

hirunesai2015-04-30

ちょいと所用で外に出ようと

ドアを開けると

む、宅配便 !

そそくさと部屋へ連れ込み確認

今月 5日に伺った十二窯さんから

早速に開封


まずは灰釉の手捻りお茶碗

ぉおっっ !!

腰の辺りに複数の釉垂れが !!

これはなんとも豪華な焼け

良いのでしょうか ? 体験でこのような豪華な焼き上がりで


釉薬の色は透明感があり、尚且つちゃんとした色味の緑

この灰釉の透き通った釉肌から覗く所々ひび割れている胎土

穏かな薫風の中、山辺の湖沼の畔で

静かなその景色に包まれる様な心持ちです

この透明感が見せる瑞々しさが大変に美しい


それから轆轤の小鉢

こちらもちゃんとした白の藁白ながら

なんともいえぬ透明感が見受けられる

釉の濃淡、少しの柚子肌

土の含む雑味が成す班が

爽やかな雲の様な白に温もりを感じさせる

後、形

オイラのどうしようもない轆轤引きの中の形   苦笑

それを外側の形でとても上手に、誤魔化して下さってます

人も器も中の形で・・・と言いますからね

感謝です


坪井琢郎先生ありがとうございました