陶芸工房ゆうゆうさん ! & 泉裕理先生お湯呑み !

hirunesai2015-06-27

遅勤から帰宅

来ましたわーーーーー

GWに体験をさせて頂いた

陶芸工房ゆうゆうさんから

もうね、どちらも 綺麗 !

本当に美しいのです !


梅の木の灰の釉薬でお願いしたお茶碗

こちらは透明なところと白く不透明なところがあり

その全体を淡い水色のガラス質が覆っている

この白と水色の濃淡とグラデーションが

仄かに明るく爽やかな印象を与えてくれる

特に不透明な部分の白からやさしい水色ガラスへの変化は

まるで青く美しい空を映しこむ

高原の美しい湖水を釉薬に閉じ込めてしまったかの様な

そんな心持ちにさせてくれます

貫入が細かくて育つとまた違う表情を見せてくれそう


桃の木の灰の釉薬ぐい呑み

こちらは全体を覆うガラス質が薄ーい水色から薄ーい緑

それと少し暗いトーンだけど存在感と

炎の如き動きを見せる独特の赤 !

この赤色、厚みのあるところでは釉の流れや貫入の入り具合で

短かくて赤い針が何本も複雑に立体的に折り重なっている様に見える為

奥行きも見られてとってもおもしろい

殊に見込み部分はこの赤色とその赤の中に少しだけ浮かぶ青色

それからやや明るさの押さえられた淡い水色に

薄く落ち着いた緑のガラス質が複雑に絡まり流れ

渋味、艶、共に美しい

小包の開封時に包みを取って見込みが見えた瞬間に反射的に口から

綺麗 ! といってしまった程です


長谷川先生、陶芸工房ゆうゆうさん誠にありがとうございました

陶芸体験 100回記念に相応しいどころか

過分に過ぎる仕上げでございます


さて、ゆうゆうさんの素晴らしい仕上げににまにましつつ

朝方まで調べものをしてから、昼過ぎまで寝る


午後久方振りに廣栄堂さんへ

宅配便の用紙に記入する時に出して下さった

葛餅が、メタうま

さっすがは廣栄堂さん


適当に飯を買い食いして、お次は備前

久し振りやなー、こっちも


夢幻庵さんの峠店に行き泉裕理さんの新作を拝見

窯出し後に夢幻庵さんに持って来られて 1週間ほどだとか

今回はお皿類が少なく飲み系の器が多い感じかな

焼けの印象としては

焼けの色と胡麻の組み合わせのヴァリエーションが

細かく多様になっている感じで

同じ器でも景色の違いがこれまでよりもはっきりとしている感じ

胡麻のトーンもややシックな色合いで

落ち着いたシーンでしっくりとくる器が多かったです

( ただ単に強い赤味の抜けの目立った作品の割合が

 いつもより少なかったからかもしれませんが )

テクスチャーもヴァリエーションが増えたのかな ?

長皿のかわいい鳥や花を目立たない所に配したのは

控え目なお人柄でしょうか

あと徳利の形も変化してましたね

少し今までよりなだらかに

個人的には角酒器に合わせた角徳利を期待しています


今までと変わらぬスタイル

一窯一窯、自分で決めたテーマに取り組まれておられるのでしょう


特に良かったのは片口

手捻りの 2点と型物 ? 轆轤作り ? の 2点共に良かったです

特に自然練り込みの手捻り片口は手取りが軽く、焼けも濃厚

中の厚みのある黄胡麻が良です


頂いたもの

細湯呑み

飲み口のカセ胡麻、焦げ茶から赤味の緋色

そして少しピンク掛かったアイボリーへと変化し

そこに萌える若葉の勢いの様な緋襷と

厚い黄胡麻が控え目に少し乗っていて

この緋襷と黄胡麻が華を添える

丸湯呑み

少し還元の方向で焦げの胡麻、暗めのグレーの胡麻

見込みもこのグレーと落ち着いたトーンの黄胡麻が

細かく複雑に降り積もっていて

殊に水気を含むと胡麻の美しさが増します

還元と言っても紫蘇色という訳ではないのですが

パッと見、登りの還元っぽいのです

そして、泉先生の作品の中では珍しく ? 高台が。

所謂高台らしい高台というのはあまり作られていないイメージがあるので

飽く迄個人的な勝手なイメージなのですが ( すみません )

2つで少しお安くして下さり、5千円でお釣りが頂けるお値段でした

夢幻庵さん泉先生ありがとうございます


今日は久方振りに焼き物焼き物した日でした

むふふ

やっぱり楽しいね焼き物は


お風呂屋さんに行き、からのコイラン

帰宅後調べ物の続き

明日は兵庫県三田市なのです