( 昨日の円空・木喰展の続き、木喰仏 )
後半の木喰仏へ
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6年前、木喰仏を初めて見たときに受けた印象
その印象と今回の木喰仏からの印象の違いに戸惑う
円空さんの仏像は当たり前のように近付いて見られるのに
木喰仏にはそこまで近寄ることが出来ない
近付けないので見るというよりも眺めている気分
相変わらず不足がちな睡眠時間の所為かいな、
それとも展示方法の違いとオイラの好みの所為かいな
等とぐずぐす考える
そのまま見て廻るも釈然としない
螺髪やお顔などがどこかエキゾチックな雰囲気に見えるからかなあ
そんな調子なので木喰仏前半で惹かれたのんは
あ、後 名古屋の宝蔵院の恵比寿像の ‘ 鯛 ’と
木喰仏の半分弱程を過ぎて、変化に気付く
1800年を過ぎて 3,4年程経てからの仏像は表情が生きている !
新潟柏崎の西光寺の十二神将
同猪名川町の東光寺の十王尊、葬頭河婆、白鬼など
いかにもオイラの思っていた木喰仏の印象
ガキ大将がその心を育て大人になったような
からりとした豪胆で孤高な明るさ !
温かな慈愛が流れいずる微笑 !
これだよ〜
一通り円空仏木喰仏を見たので入り口まで戻り
もう一度気に入った仏様を見直す
展示室を出たのは12時過ぎ頃
当然図録は購入
そこまでの人出ではなかったけれど
楽しそうに見て廻る小学生や
熱心に見て廻る小さな子連れの若い御夫婦の姿もあり
年齢世代を超えたファンが来場していたかな
暫く休憩をして岡山の美術展
今回こちらのお目当ては宮本武蔵の画
帰る前にミュージアムショップに寄り
宮本武蔵の画のポストカードを購入
いやー、満足ぢゃぁああ