宗教の勧誘に来た女性

玄関先で、○○高校の××ですけど、△△さんいらっしゃいますか ? と

女性の声

○○高校はオイラの母校で△△はオイラの名前

ただ××なんて名前の同級生女子にはまったく覚えがない

おかんが、居ると言ってしまっているので出ないわけにもいかないので

玄関へ


・・・・・・誰 ?

顔を見てもまったく見覚えがない

あーよかったあ、とめっちゃフレンドリーに話しかけてくるけど

オイラにはまったく見覚えがない女性

誰 ?


すると件の女性の口から、自分は ‘ 一つ上 ’ なので

面識はない、旨

は ?

で、何やら字の印刷された紙を差し出してくる

・・・・ちっ、宗教屋じゃねぇかよ

この個人情報の取り扱いが五月蝿くなったご時世に

卒アル情報から・・・だと

もぅその時点でね、お察し下さい、だよね


そこから先は、相手の言うことを総べて

春先に温んだ小川の水の様に

やわらかく穏か〜に、全否定

否定理由などは一切付けない

あ〜、特には〜・・・ とか

そういうのは全然興味がないんでえ・・・ とか

それで良いとは思ってはいないんですけど〜

まあこんなご時世ですから〜生きていられるだけでも満足してます〜とか

言葉の遣り取りの頃合いに頂いた紙もお返ししておく

しかしこういう時の日本語の曖昧さって凄い威力を発揮するのな  笑


で、そうこうしていると、相手が襤褸を出してきた

△△さん今年、DD 歳か DC 歳ですよね ?

( ・・・なんでお前の一個下やのに DD 歳か DC 歳になんねん DE 歳やろ )

まあ、敢えてそこには触れず

− この女性が嘘を吐いてると分かればええだけやから −

相変わらずの受け答えのまま、少し調子を強くしてお帰り頂く


まあね、今日みたいな受け答えを見ていると、宗教屋の女性氏

仕事やプライヴェートでも少々強引に

相手を丸め込み過ぎな人やったんやないの ?

所謂宗教にはまって、その宗教が本当に良いものだと思って人を勧誘する

( でも、宗教と人との間にも相性があるということは理解していない )

という感じではなく、勧誘することで誰かに認められたいみたいな印象やった

この女性は寧ろ、相手の立場や感情への気遣いがちょっと不足しているから

幸せを感じられずに、不幸の方にばかり目が向いているのではないだろうか