犬山焼作品 !

hirunesai2015-10-02

昨日、帰宅して郵便受けの中を覗くと

ゆうはパックの不在票が !

愛知の犬山焼さんから !

速攻で郵便局に電話を入れ

受け取りに向かう


荷を受け取り、車中にて開封

まずは絵付けのお猪口

まあ、こちらは最初から・・・ね

絵心無いし

桜が桜に見えない  笑

紅葉はなんとか紅葉  笑

おそらく尾関先生にヒトデにならない紅葉の描き方を

教わっていなければヒトデになっていたことでしょう  笑

後、幹

鬼板で描いた幹の方が強いので、幹の上に他の色を乗せても

結局は幹だけになってしまう

幹の手前の花や紅葉のことを考慮して幹を描くべし

でも焦げ焦げの黒い鬼板は迫力があるな


そして黄瀬戸のお茶碗

もうこれはね、ばっちり ! ですよ

品の良い貫入、少し緑味のある黄瀬戸釉と

削り跡、指跡の凹凸が織り成す濃淡の景色が

とっても良いです

胴は削り跡が水面か穏かな山並みの様で

見込みは指跡が偶然にも黄色い花の様な風情に !

茶溜りの一部に現れた鮮やかな山吹色が美しく


この黄瀬戸釉は透明感があり

土の作り、テクスチャーがそのまま出て

大変におもしろく、美しい

センスに自信のある方はそれを意識して作られても

おもしろいかもしれません

また子供がお皿とかに簡単な陽刻 ― 例えばお花とか ― を

ぺたっと乗っけてもかわいいかもしれませんね


それにしても想像以上に綺麗なお茶碗に仕上げて頂き

本当に感激です !

尾関邦彦先生、尾関作十郎相生陶房の皆様

ありがとうございました