『 春のオトズレ 』川口武亮、三輪周太郎 二人展。

hirunesai2016-03-17

昨日、10時前に寝床から起き出し

ぽか温さんでしとっ風呂浴びて

目的地へと車を走らせる

場所が分からずに少々うろついたが

無事到着

Skipさんで本日より開催される

『 春のオトズレ 』川口武亮、三輪周太郎 二人展。


カフェの奥の雑貨店へ入ると

粉引や三島などの普段使いの美しい器と

細身で静かな存在感に光るカトラリーが

春の日差しの差し込む明るい店内に並ぶ


Skipのスタッフさんとカトラリーの三輪さんが

物に携わる人のご苦労や喜びなど

悲喜交々にお話されているのを聞きながら

川口先生の器を拝見する

粉引の明るく、ふわぁ とした白が印象に残る


ある程度拝見して・・・

こちらに伺う前から、何とはなしに感じていた予感

その予感が的中していたことに気付く

気が付いてしまう・・・

シュキガナイ・・・

酒器が・・・orz

片口はあるのだけど・・・


川口武亮先生の焼き物を初めて拝見したのは

一昨年のフィールドオブクラフト倉敷の折

食い付きました

食い付いたもののその時は予算の都合で一つしか頂けなかったので

散々に迷まよした挙げ句、松灰釉三島手の酒器を頂戴しました

そうして、次の機会には絶対ぇ〜粉引の酒器を ! と心に決めていたのです


が、酒器がない

未練がましく徳利形の花器を見る

あぁ、この灰釉粉引のん めためた好えやん

どがにか徳利として使われへんやろうか ?

せやけど、やっぱり そこは花器

当然のことながら、どう見ても切れが・・・

寧ろ切れに関してなら普通の粉引の花器の方が全然、良さ気


お店の方に伺ってみる

これって、花器ですよね ?

お返事はやはり、花器ですとのこと

徳利として使いたかったんやけど・・・

と、言うとSkipの方が

お水を入れてみましょうか、と

お言葉に甘え、水を入れて頂き、切れ具合を見させて頂く


やっぱり・・・・・あかんやった・・・

つか、あかんっていうより元々花器やしの・・・

で、結局





 頂きます  ( 笑 )




え ?! 切れが良くないのに、何故かって ???

最初の数秒間は、切れの良え悪いを見てたんやけど

不図、花器の方を見遣ると、水気を帯びた釉薬が、更に

その美しさを増していたので

これは、要る ! と、思うた次第にて  笑

気分的には ‘ 買った ! ’ や ‘ 頂くわ ! ’ に近い感じでした

お値段は3800円程


満足気ににやにやとしながら、一旦帰宅

そして仕事に行く


日付が変わり、少しして

遅勤終了

所用を片してから昨日頂戴した灰釉粉引と

一昨年頂いた川口先生の松灰釉三島手の酒器で

お酒をちびちび

う〜ん、大満足 !!!


川口先生、Skipさんありがとうございました