( 5月 1日の続き )
太平観音堂をお暇し
伊吹山文化資料館へ行き暫し拝見
仮眠を 2時間程とった後
伊吹薬草の里文化センターにて伊吹薬草湯でひとっ風呂
その後のむびりと近江八幡へと向かい
22時半頃マンガ喫茶へ
( ここより 5月 2日 )
少しばかり寝過ごした ( 駐車場ではアンテナが普通に立っていたのに
店内では圏外だったのでピッチの電源を落としていた為) が
予約した体験は10時から、まだ 2時間以上ある
ということで、石塔寺までドライヴをすることにした
少し分かり難いかな ? と思っていたけど無事に到着
車を降りて入り口へと
しかしながら石塔寺さんの拝観時間は 9時からなので
当然入り口から先へは、まだ入ることが出来ない
ただ中には入れなかったものの
入り口付近で美しい鶯の声を聴きながら
新緑の中の石仏や石塔を拝見するのは
なんとも贅沢な心持ちがして、気分もよいものだ
10時からの体験が終わったら必ず来ることにして
一度、近江八幡に戻る
観光駐車場に車を停め、八幡堀を歩きながら
八幡堀 石畳の小路にあるレアウッドビーズ美樹さん
( 読み方は、みきではなくて、びじゅ と読みます ) に向かう
お店に入り 2Fの体験場所へ
元々は土蔵だったそうで、八幡堀のすぐ傍ということもあり
とても雰囲気が良い
レアウッドビーズ美樹さんは木珠製造のメーカーさん
( 木珠とは木製の数珠玉 ) で、木珠だけではなく
数珠も作られ、更にはネックレス、ブレスレットなどの
アクセサリー類も手掛けていらっしゃいます
またその技術を活かして入手困難な
貴重な樹種のウッドビーズなども作っておられ
その貴重な樹種のウッドビーズ = レアウッドビーズを使用した
ワークショップも行っていらっしゃいます
さてワークショップですが、作らせて頂けるのは
ブレスレッド、イヤリング、ネックレス、ストラップなどです
お値段は幅があって、ストラップの1000円〜や
二重のネックレス ( 140cm迄 ) が13000円〜などとなっております
円〜、となっているのは、有料の部品やパーツが有る為です
( 詳しくはレアウッドビーズ美樹さんの HPをご覧下さい )
オイラはストラップを作らさせて頂くことにしました
ストラップは輪っかのタイプとストレートのタイプがあるので
輪っかのタイプの方でワークショップ開始です !
開始後直ぐに、美しい色味のレアウッドビーズ達に
テンションが上がる上がる
これが本当に自然の木の色なのか !
ビーズには褪色防止などの為のコーティングが施されているのですが
同じ木でも艶ありのコーティングと艶なしのマットなコーティングとでは
雰囲気が違って面白い
因みに艶なしの方が自然の色味に近いです
褪色はするものの染色と違い、自然の色なので
使い込むほどに色味がよくなるのだそうです
さて輪っかタイプのストラップですが
初心者なので分かり易く左右対称に作ってみました
一番上が リグナムバイタ、2番目がブラック・ウッド
3番目がチューリップ・ウッド ( 艶あり )
4番目がリグナムバイタ ( 艶あり )
5番目がパープル・ハート、6番目がローズ・ウッドで
最後の一番下の 7番目がリグナムバイタ
( 樹種が違ってたらずびばぜん゛ )
楽しい !
もうレアウッドのえも言われぬ美しい色の虜 !
もう調子付いて 2つ目を作らさせて頂くことに
2つ目はストレートタイプのストラップで
上から別料金の ( といっても 200円也 ) の白檀
ローズ・ウッド、チューリップ・ウッド ( 艶あり )
ブラック・ウッド、パープル・ハート ( 艶あり )
リグナムバイタ、パイン ( 松 ) 、チューリップ・ウッド ( 艶あり )
最後のテグスの始末までさせて頂き大満足 !
色だけでなく木目などもあるので、単純に色付きのビーズとも違うし
本当に綺麗です
( テグスの後始末 : 輪っかになっている金具にテグスを
互い違いに左右から通してから固結び × 3 回
その後ビーズ 3個くらいに再びテグスを通し入れ
余分なテグスを切り落として完成 )
ワークショップ中などに伺ったお話など
今日は近くの学園の留学生達が本社の方で
ワークショップをされているそうです
お国が違えばセンスや好み、習慣などがガラッと変わることもあるので
どんな作品に仕上がったのか見てみたかったですねえ
本日のワークショップのお相手をして下さった女性は
楽器の演奏もされておられる方で、その楽器と同じ木のビーズで
ブレスレットを作られていました
いいですよね、そういうのって
八幡堀は50年ほど前は荒れ果てていて、あまりにも酷い状態で
駐車場にしてしまおうという意見も出ていたそうです
現在のきれいでとても雰囲気良く整備されている八幡堀からは
想像も出来ませんね
この八幡堀の美しい景観を維持していくのに地元の方の
ボランティア活動が本当に大きな力になっているそうです
湖北の仏像や神像、昨日伺った太平観音堂などもそうですが
近江の人は本当にすごいなと思います
レアウッドの材を見せて頂く
本当に色が付いている、染色じゃなく自然の色ですからねえ
おもしろーい
持たせてもらったのですが、重 !
まあ脂分を含んでたり、目の細かさとかもあるのでしょうが
重 !
実は水に沈むのだそうです
日本人の感覚だと、木は水に浮くもの、じゃないですか
でも国や地域によっては、木は水に沈むもの、なんだそうです
所変われば、ですよねえ
大満足でレアウッドビーズ美樹さんをお暇し
朝、少しだけお邪魔した石塔寺を目指す
石塔寺に到着
入り口で拝観料をお支払いして、少し長めの石階段を登る
結構急角度なんだが、GWで遊びに来ている小学生の女の子達が
元気よく、その石段を駆け下り、また直ぐに駆け上がってくる
元気やなあ〜、やっぱ子供はこうでなきゃ
と感心して見ていると
ダイエットの為 ! とか言ってるし 笑
まあ女の子でちゅものねぇ〜
石段を登り切ると、ずらりと並ぶ石仏、小さな石塔の中心に
ぽっ と、おだやかな白い石塔が立っている
奈良時代の石塔
五月初めにしては少し強い初夏の光と
まだ早い蝉の声の中、澄んだ淡い青空をバックに立つ白い石塔
ここはいつの時代なのか ? そんな気分にさせる空間と石塔の佇まいは
とても石とは感じられぬ
幾星霜の風雨で形作られたその穏かな表面と線
ふぅわっ と羽ばたいている鳳凰の羽の様な軽み
もちろん手を触れることは出来ないが、石の冷たい感じではなく
温もりが伝わってきそうである
石塔の奥の山道を歩く道沿いに居並ぶ石仏石塔
くるりと一周して戻ってくる頃には
心地好さだけが残る
再び白い石塔を眺める
暫く眺めていたが見飽きることもなく
名残を惜しみつつ、急な石段を今度は幾度も振り返りながら
ゆっくりと下って行く
再び近江八幡へ向かう
ちょっとした手違いがあったので
再びレアウッドビーズ美樹さんに
で、折角なので序でにもうひとワークショップさせて頂くことにした 笑
嵌り過ぎ >> 俺 笑
本日 3つ目のストラップでストレートタイプをば
30分と掛からずに完成 !
リグナムバイタ ( 艶あり、楕円形 )
パープル・ハート ( 艶あり )
チューリップ・ウッド ( 艶あり ) を 2個
リグナムバイタ
ローズ・ウッド
ブラック・ウッド
あー、本当に大大満足 !
近江八幡を後に西へ
途中道の駅アグリの郷栗東で 2時間程仮眠後
再び西へとだらだら走り
今宵のお風呂はやしろ湯さんで
それから亀岡まで走り、道の駅ガレリアかめおかで車中泊
画像 1番上が 2つ目に作ったストレートタイプのストラップ
真ん中のが 3つ目に作ったストレートタイプ
一番下が最初に作った輪っかタイプ
きれいな色味