朝、のそのそと起き抜け
石の比重チェックの残りの分を片し
朝飯後、岡山県立博物館へと向かう
〝 山鳥毛 〟
上杉謙信公、景勝公の愛刀なのだとか !
GW に新潟に行く予定で、今回は
なりきり謙信公 ! にも行こうかなあ、などと
企てているオイラが、この
特別陳列 「 国宝 太刀 無銘一文字 山鳥毛 」を
見に行かずして、如何致すので御座候 !
とは言うものの、刀のことはさぱすぱ
まったけ、分かりません、が、それでも
美しかったです
切っ先、刃に、何故か分かりませんが
爽やかな感じを受け
刃文の美しさに、ただ見入るばかりでした
戦場でこの刀で斬られる時
この刀の美しさに見とれながら斬られた者も居たのではないだろうか
そんなことを不図考えてしまいます
この刀の刃文、見様によっては 虎模様に見え
上杉拵の虎の象嵌などと相俟って
当に虎 !
謙信公、景勝公に相応しい !
最初に順路を無視して、いの一番に山鳥毛を見た後は
気分の赴くままに見て廻り、一時間半程拝見
楽しみました
山鳥毛の他に良かった物は
実戦向きの備前刀
削ぎ落とした感じの機能美
長船の祐定作の直刃、先反りのものは殊に
備前焼 鎌倉後期の甕
個人的に備前の甕や壺は割りと、ストン とした形
というイメージがあるんだけど、この甕は
胴の張り具合が中々
健康的な形で色は暗い緋色 ~ 黒褐色
表面のはコテの跡かな ?
部分的にだけど黒褐色の所が光の当たり加減によって
渋い紫蘇色の反射を見せてくれる
備前焼 壺 ( 15C 水ノ子岩 )
桟切り ? かな ( 違ってたら御免なさい )
焼け色は暗いけど、渋 ~ い赤味
何故かこの聖観音様の下腹辺りに力を感じる
もう一方は坐像 ( 真庭市 明徳寺 )
こちらの聖観音様は以前にも書いたのだけど
閑かながらも力を秘められた表情とお顔の肌の美しさ
それから、庭瀬藩 板倉家の甲冑
左三巴文紺糸威二枚胴具足
左三巴の地の色は黄色
そして三つの巴の中にそれぞれ
桜、梅、蓮の刺繍が施されている
流石、京都所司代のお家柄
お洒落 など
山鳥毛の展示は 5/21 迄ですので
興味をお持ちの方は是非
県立博物館の帰りしホーセンに寄る
お目当てのものはなかったのだが
店内入り口前で、今治産タオルを販売していたので購入
認定試験を通していないものだけど
品質的には良さ気だったので
フェイスタオル 3枚 ( 200円 × 1、100円 × 2 ) と
タオルハンカチ 2枚 ( 50円 × 2 ) を購入
帰宅後、20時前くらいまでさんでぇでぇく
相変わらず 寸法を間違えたり等の要らぬ手間の為
6時間程
さんでぇでぇく後、バタバタと風呂飯
後は GW の下調べ
相変わらず直前迄 笑
左は山鳥毛の刃文 ( 頂いたパンフレットの写真 )
右は今治産タオル