ヒスイ拾いまとめ 2

富山・新潟に翡翠を拾いに言ったときのお話

とある方が拾った石を見て下さるというので

見て頂いた。5個くらいやったかな

その 5個の内、翡翠が 1個とロディン岩が 1個

残りが石英などその他というご判断であった

ひゃっほーーーー !!

翡翠、と言って頂いた子は一番長い所で 3.5cm 程

ひびは入っているものの透明感のある乳白色に

緑と黒、それから薄茶が混じっている

綺麗

その方は 念の為、と言われてからもう一度確認して下さり

翡翠で間違いがない、とのこと

ひゃっほーーーー !!

ひゃっほーーーーー !!

ひゃっほーーーーーーーーー !!

嬉ひい

お礼を述べて、うっきうきで車に乗り込み

次の翡翠拾いポイントへと車を走らせた

 

ところが、運転しながら不図  あることを思い出した

地元の方がブログに書かれていたことなのだが

鑑別をして下さる方の中には

その鑑別眼が少々怪しい方もいらっしゃる

と、いうことを・・・・

・・・・・

念の為に後で FMM ( フォッサマグナミュージアム ) の

学芸員さんにも見て頂くか・・・

次のポイントでの石拾いを満喫した後、FMM へと向かう

 

FMM に到着して直ぐに鑑別をして頂く

すると、なんと !!!

 

( つづく )

 

 

嘘です  笑

 

すると、なんと !!! 学芸員さんの御判断では

先の方が 翡翠 と判じた方が ロディン岩 で

ロディン岩 と判じた方が 翡翠 とのこと

????

えっ !? なに ??? 如何いうことだってばよ ????

そこで正直に、別の方に見て頂いたら

逆の判断結果だったのですが、と申し上げると

もう一度見て下さいました

見て下さいましたが、やはり

御判断には 変わりがなし

ただ、ロディン岩の方に翡翠が含まれているのかもしれない

とのことでした

 

むーーん・・これは後学の為にもお伺いしておかねば

と、学芸員さんの判断基準やポイントなどを教えて頂く

学芸員さん曰く

 成長した後がある

 ( 翡翠は変成岩なので変成後には成長しない、

   という意味でよろしいのでしょうか ? )

 緑色が流れている

                  とのこと

むーーん、オイラは素人ずぶずぶなのであれですが

結局、先の方には申し訳ないのですが

学芸員さんの判断ポイントが 納得できる と思い

( ちな、先の方の判断基準ポイントは喜び過ぎて

   詳しくは伺っていません。一つだけ、触った感触が

   硬い、軟らかい と仰られていましたか )

“ 翡翠を含むかもしれない美しいロディン岩 ”

ということにさせて頂きました

 

オイラ達素人からすれば、学芸員さんは知識も豊富で

持って来られる石を数多く見ておられるので経験も豊富

なので、鑑別は、時には難しいものもあるのだろうけども

基本的にはそんなに難しくはないのだろう、と

勝手に思い込んでいただけに、多少なりとも

吃驚いたしましたが、冷静に考えてみれば

ほとんど目視のみ、翡翠原石といっても

翡翠 100% のものは滅多にない

緑色凝灰岩と翡翠の判断ポイントは

透明感 ー それなりに主観的な部分に左右される ー

などの条件を考えると、中々に難しいことである、というのは

当然のことなのかもしれません

実際に学芸員さん同士で意見を求め合われているお姿も

何度か拝見しています

 

当然にこの様なことは当の学芸員さんの方が

強く感じておられることで

鑑別して下さった学芸員さんも

 僕の言うことが 100% ではありませんし

 人によって ( 鑑別結果が ) 変わると思います

と仰られていました

 

もちろん、なのですが

この話は誰かに対する悪意、で読まないように

お願い致します

学芸員さんでさえ翡翠を鑑別することが

中々に難しいのです

況やオイラ達素人に於いてをや ですし

また、様々な形や立場で

翡翠に係わりを持っておられる方がいらっしゃる

という話であり

そして何よりも鑑別をして下さっている

学芸員さんの御苦労の一端 ― 本当に、一端ですが ― が

伺える話、として読んで下されば幸いです

 

 

昨日と今日、ヒスイ拾いまとめ  などと謳いながら

大してお役に立つような事は書いていませんが

強引にまとめます    笑

天候、特に波の状態には注意を払い

河口やテトラポット周りの複雑な流れに気を付け

またテトラポットで滑り落ちて怪我をしたりしない様に

その上で自分に合った拾い方 ―

 拾い棒片手に

 膝辺りまで水に浸かって

 お散歩がてらに

 ダイエットのウォーキングを兼ねて

 海鳥や小魚と並んで歩きながら

 時には座り込んで自分の周りを掘ってみたり

                ― といった拾い方で

ヒスイ拾いを満喫して下さいませ !

 

 

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こちらが翡翠を含むかもしれない美しいロディン岩