活元運動と愉気の練習会

1時間弱で倉敷市民会館に到着

玄馬秀司先生の活元運動と愉気の練習会に参加させて頂きに

野口晴哉先生の「 整体入門 」で整体に出会ってから

十数年にはなるかと思うのですが

本やネットで見ただけで

実際の愉気、というものは見たことがない

一度は拝見しておきたいなあ、と伺った次第

 ( 玄馬先生の練習会の告知は宮崎雅夕 ( みゆき ) 先生の FB

    やさしい野口整体を御覧下さい )

 

本日は偶々参加者が少なく、 Mさん、Kさん御夫婦、私の

4人ということで、普段より細かい御指導をして頂けました

玄馬先生御自身に愉気をして頂いたり

腰椎 5番を整えて頂いたりと

右も左も愉気も活元もよく分かっていない初参加の私には

真にラッキーな練習会でした

 

まずは時節柄、熱中症のお話

そもそも熱中症というのは水分不足が原因でおこるのではなく

体温調節が不得手な体の問題である、とのこと

なので水分補給の問題よりも

如何に上手に汗をかき体温調節をするか、が問題となるのだそうです

( 余談 : 水分補給に関しては秋くらいからの問題。

   塩気のある温かな~という話ですね )

汗が上手くかけない為に体温調節が侭ならず

特に体温の高くなりがちな頭部の体温が上がってしまい

熱中症になってしまう、のだそうです

なので運動部の人などが蛇口から直接頭に水をかけたりするのは

無意識にそれを感じて = 体的に心地好い と感じてやっているのだそうです

ですから、対処法の基本というのは

普段から自身の体温調節機能を使い、汗を上手にかける体にしておく

ということになります、とのお話

冷暖房が当たり前でそれに頼ってばかりではどうしようもない

熱中症になり易い時期はたくさん食べて、たくさん体を動かし

しっかりと汗をかきましょうとのことでした

 

続いて、活元運動

活元運動のポイントなどを

最初の準備運動の邪気の吐出で押さえる鳩尾の位置

 ( 私は違う所を押さえていました 苦笑  )

捻転運動の捻転の仕方は脚を内側に絞ると同時に肩を後ろにということ

活元運動の誘導法では肘を肩の高さより上に保ち眉間を開くような感じで

邪気の吐出、捻転運動は多目にしても構わないけど

活元運動の誘導法は 3回迄とのこと

活元運動が始まってから、先生が誘導して下さったお陰で

ぐるんぐるんと回ることができました

( 自分でも吃驚するくらい勢い良く回ってた 笑 )

 

この後、合掌行気だったかな ? ( 順番が違うかも )

 

その次は、冷え について

同じ冷えでも夏と冬の冷えでは体が違うということ

急所は足の第三、四指の間で実際に触らせて頂くと

右と左で足の厚みが違う !

もちろん、人間の体はシンメトリーではないということは

分かっている心算でしたが、改めて吃驚

厚みがない方の足の第三、四指間を広げるように

愉気していきます

第三指側か第四指側かもあるとのこと

またその時に施術者が片膝を立てるのか立てないのかでも

相手の感じ方が変わってしまうのだそうです

難しい

 

肩の整え方

肩だけではなく基本総てそうですが力を入れて持たない、動かさない

( といっても、私には出来ない 苦笑 )

その為にはまず指の形を極める

指を極めれば手首が極まり、手首を極めれば肘が極まる

肘が極まるので腰で動かすことになる

肩の場合は肩を持ち、軽く後ろに捻るような感じで

肩の位置を合わせるのがポイントだそうです

その位置に持ってこられれば両者の動きが一つになる

その位置で愉気をする

 

その後は相互運動をし、参加者の方の質問

脚の疲労の取り方手首の整え方などを教えて頂きました

  

それから終わり際の雑談の様な話の折のことなのですが

玄馬先生が

晴哉先生がやっておられたことが

全部無くなってしまいそうな気がする

だから ( そうならない様 ) 活動を続けて行きたい

と仰られていたのが、心に残りました

人が人の技=想いを伝えていくのには両者の絆

そして伝えていく者の想いが欠かせない

 

同じ場所を整えるにしても幾通りものやり方があり

そのどれを選ぶのかは相手の状況次第

整体に関しては、正直

自分が何一つ出来ないことが

よぉぉ~く分かってしまいましたが

心地好く楽しい雰囲気の練習会でした

また、参加させて頂ければ と思います

 

玄馬先生、参加者の皆様 ありがとうございました