戦国陶器展と有松絞り

日付が変わった頃、三ノ宮に到着

寒いので直ぐにマンガ喫茶へ向かうも、満席

二軒目はなんとかオープン席が空いていたので

オープン席に滑り込む

やれやれだぜ

 

5時過ぎの始発に乗り、名古屋へ

名古屋で地下鉄東山線に乗り換え 1駅の伏見へ

更に伏見で鶴舞線に乗り換えて大須観音で下車

 

写真を撮りながら大須観音、商店街を見て歩き

10時過ぎにギャラリー北岡技芳堂さんへ

昨日から開催の戦国陶芸展

 

ギャラリー内は落ち着いた雰囲気

それぞれの作家さんの特徴が感じられる焼き物が並ぶ

結構売約済みの赤丸シールが貼られているな

休日出勤でなければ昨日の初日に伺えたのになあ

 

で、本日は須賀文子さんがお目当て

他の作家さんの作品を拝見しつつ

須賀さんの作品を拝見する

残っているのんは 5点

抹茶碗、大皿、馬上杯、碗、小皿

内 2点、馬上杯と小皿で悩む

白磁の馬上杯ぐい呑みと龍文の小皿

 

2点の間を行ったり来たり

合い間に他の作品を見て

また、2点の間を・・を繰り返す

結句 2点共に頂くことにした

馬上杯が 10800円

龍文小皿が 4860円

 

馬上杯は薪窯白磁

青味を帯びキラキラと静かに煌く釉肌

程好い土の雑味

龍文の小皿はその名の通り

裏側に呉須の掻き落としで描かれた

どこかユーモラスな龍と群雲

表は呉須の濃淡と青い釉 ( 瑠璃 ? ) で描かれた花様の文様

呉須の濃淡と釉肌の質感の違い、少しだけ入った貫入

それと光の加減に因る複雑な青のグラデーション

紫掛かるところなどは、タンザナイトを思い起こさせる

13cm 程

 

馬上杯のぐい呑みの木箱は後日送って頂く事にして

北岡技芳堂さんを出る

北岡技芳堂さんありがとうございました

 

 外に出ると少しだけ雨脚が強くなっている

急いで地下鉄に乗り金山へ

金山から名城線で有松を目指す

 

お昼過ぎ、有松に到着

古い面影を残した町並みに飾られた雛人形を見て廻り

有松絞りを拝見

井桁屋さんで絞りの端切れ 2点 ( 2点で1600円程 ) と

絞りの 2色使いのハンカチ ( 400円程 ) を頂く

 

名古屋駅に戻り

土産物屋で味噌煮込みうどんを購入した後

少し早いけど炭の湯さんで一っ風呂

 

電車に乗り込み帰岡路に就く

途中何度か、ボスのキングクリムゾンの攻撃を受ける

名古屋で電車に乗った、と思ったら

次の瞬間にはもう、米原に着いていたり

米原で乗り継ぎを済ませた、と思ったら

高槻に居たり・・・

まあ本当は、寝落ちしただけなんですけどね

 

22時過ぎ、無事に帰岡

スーパーで鶏の胸肉や長葱などを購入

今日の締めは味噌煮込みうどん

 楽しかったーー ! !

 

 

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4/30  追記

 4月の21日に馬上杯ぐい呑の共箱が届きました

 その中に伺っていた土と釉、窯のお返事がありました

 馬上杯が九谷の磁土と瀬戸の磁土を混ぜたもの 

 釉は長石釉

 小皿は有田の磁土が多め、釉は長石釉ですが

 釉にフリットなどを混ぜ、上絵みたいに載せて

 二度焼いたものだそうです

 窯はどちらも登りでさやに入れての焼成とのことでした

 

須賀文子さん、ギャラリー北岡技芳堂さん

ありがとうございました